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J-GLOBAL ID:201802240689197512   整理番号:18A0427166

てんかんのバルプロ酸治療患者における一炭素代謝と白血球DNAメチル化の遺伝的変異との関連【Powered by NICT】

Associations between genetic variation in one-carbon metabolism and leukocyte DNA methylation in valproate-treated patients with epilepsy
著者 (7件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 308-312  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1761A  ISSN: 0261-5614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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初回抗てんかん薬としてバルプロ酸(VPA)は,ほとんどのタイプのてんかん発作治療のための有用である。以前の研究では,VPAは,一炭素代謝(OCM)に影響しDNAメチル化することを観察した。しかし,VPAと同様に,他の個々の遺伝的変異はDNAメチル化を修正した。本研究では,てんかんとVPA治療を受けた患者のOCMと白血球DNAメチル化の遺伝的変異間の関連性を調査した。これはVPA単独療法および68人の健康な対照を受けた101名のてんかん患者の横断的研究であった。全被験者はOCM関連栄養素(葉酸,ホモシステインおよびビタミンB12)測定し,特定領域のDNAメチル化を分析した。さらに,てんかん患者におけるOCMとDNAメチル化レベルの遺伝的変異の間の関係を検討した。てんかんとVPA処理患者は高い血清ホモシステインとビタミンB12レベルの両方と対照群(それぞれ,P=0.018,P=0.003,p<0.001)と比較して低い葉酸濃度を示し,MTHFRアンプリコンのメチル化レベルは対照のそれらと比較して,VPA群で有意に低かった(P=0.043)。メチレンテトラヒドロ葉酸レダクターゼ(MTHFR)c.677C>TのT対立遺伝子を持つVPA処理てんかん患者は677cc群(P<0.01)で観察されたものよりもより高い血清Hcyレベルを示した。メチオニンシンターゼ(MTR)c.2756A>GのG対立遺伝子を有するてんかん患者は野生型MTR2756aa遺伝子型(P=0.028)のキャリアと比較して有意に低かったMTHFRアンプリコンメチル化レベルを示した。著者らの研究は,MTR c.2756A>G多型はてんかんとVPA治療を受けた患者のMTHFRアンプリコン低メチル化と関連しているという証拠を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(臨床)  ,  抗てんかん薬・抗けいれん薬の臨床への応用 

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