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J-GLOBAL ID:201802240741511867   整理番号:18A1588826

結腸直腸癌におけるmiR-15aの腫瘍抑制特性とBCL2およびSox2蛋白質に対するその調節効果【JST・京大機械翻訳】

Tumour suppressor properties of miR-15a and its regulatory effects on BCL2 and SOX2 proteins in colorectal carcinomas
著者 (11件):
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巻: 370  号:ページ: 245-253  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,結腸直腸癌患者におけるmiR-15aの発現パターン,臨床病理学的意義および腫瘍抑制特性を調査することを目的とした。原発性結腸直腸癌87例,転移リンパ節50例,非腫瘍性結腸37例(対照)の組織標本を前向きに募集した。miR-15aの発現レベルを定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応によって測定した。miR-15aの回復/過剰発現は外因性トランスフェクションにより達成された。4つの結腸癌細胞株(SW480,CaCO2,SW48およびHCT116)および非癌結腸細胞株(FHC)も,種々のin vitroおよび免疫学的アッセイを用いてmiR-15a誘導腫瘍抑制特性を調べるために用いた。miR-15aのダウンレギュレーションは,結腸直腸癌組織の~62%で認められ,それは結腸直腸癌患者における癌再発の存在と明らかに相関していた(p=0.05)。また,miR-15a発現の低いこれらの患者はmiR-15a過剰発現を有する患者と比較して比較的短い生存時間を示した。miR-15a外因性過剰発現に続いて,結腸癌細胞は対照細胞と比較して細胞増殖の低下,コロニー形成の低下,細胞浸潤特性の低下およびミトコンドリア呼吸を示した。加えて,BCL2およびSOX2蛋白質はmiR-15a過剰発現後に有意なダウンレギュレーションを示し,癌増殖,アポトーシスおよび幹細胞性におけるその調節的役割を示唆した。本研究は,結腸直腸癌におけるmiR-15aの腫瘍抑制特性を確認した。したがって,その調節は,BCL2およびSOX2のような下流蛋白質を標的とすることにより,結腸発癌における様々な生物学的および病原性過程の制御において潜在的な意味を有する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般 
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