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J-GLOBAL ID：201802240745772793   整理番号：18A0024274

心拍変動と行動により測定したウマにおける不安と痛み【Powered by NICT】

Anxiety and pain in horses measured by heart rate variability and behavior

著者 (5件)： Reid Katherine (Equine Research Centre, Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North, New Zealand) ,  Rogers Chris W. (Equine Research Centre, Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North, New Zealand) ,  Gronqvist Gabriella (Equine Research Centre, Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North, New Zealand) ,  Gee Erica K. (Equine Research Centre, Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North, New Zealand) ,  Bolwell Charlotte F. (Equine Research Centre, Institute of Veterinary, Animal and Biomedical Sciences, Massey University, Palmerston North, New Zealand)
資料名： Journal of Veterinary Behavior: Clinical Applications and Research  (Journal of Veterinary Behavior: Clinical Applications and Research)
巻： 22  ページ： 1-6  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3364A  ISSN： 1558-7878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 群種として,ウマは同種と社会的接触と相互作用を望む。社会的隔離に関連する不安は痛みに関連する挙動の表示と解釈を混乱させる可能性がある。スタンダードブレッド雌馬のコホートにおける軽度の体性痛に関連する挙動と心拍変動指標に及ぼす不安(社会的隔離)の影響を調べた。乱塊法を用いて,6人の成人スタンダードブレッド雌馬(12±1歳)は4刺激に曝露した(1)ベースライン:制御,(2)不安,(3)とう痛,および(4)不安とう痛15×15mヤードにおける緩い。各処理は5分制御:ベースラインとその後の5分間刺激から成っていた。ベースラインは隣接ヤードの一貫した同種群の配偶者の存在(視覚,嗅覚,触覚)を含んでいた。不安は社会的隔離(同種の除去)によって誘導された,軽度の体性痛は(頚部)皮膚ピンチの応用により誘導した。とう痛はベースライン(中央値19;IQR,18 21;P=0.02)と比較して移動(中央値10;四分位範囲[IQR],5 14)の低下をもたらした。不安は,痛み刺激(中央値5;IQR,3 5;P=0.001)と比較して移動(中央値22;IQR,16 25;P=0.02),不穏状態(中央値20;IQR,14 26)の増加と関連していた。不安もとう痛とベースライン刺激と比較してウマの発声(中央値2;IQR,2 4)および接触探索挙動(中央値15;IQR,13 17)を増加させた。不安とう痛はベースライン(中央値13;IQR,9 20対中央値2;IQR,0 4;P=0.001)と比較して,情動不安行動の増加と関連していた。平均心拍数はベースライン(48±4)(P<0.05)と比較して中の不安(104±12)と不安とう痛(105±10)増加した。RR間隔の標準偏差は不安または不安とう痛(P<0.05)と比較してとう痛で観察された。多重対応分析を行い,とう痛はとられた足踏みの数と接触探索行動の低下の減少とクラスターを形成したことを示した。不安は,心拍数,不穏状態,および発声の増加とRR間隔の標準偏差の減少とクラスターを形成した。これらのデータは,社会的孤立が馬の有意なストレッサー,軽度の体性痛に関連する挙動と心拍変動測定を緩和する可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 触覚 ,  嗅覚 ,  発声 ,  相互作用 ,  *疼痛 ,  成人 ,  基準線 ,  視覚 ,  クラスタ ,  中央値 ,  社会的孤立 ,  *心拍 ,  標準偏差
準シソーラス用語： 体性疼痛 ,  *心拍数変動性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ウマ ,  不安 ,  心拍変動 ,  痛 ,  挙動 ,  福祉

分類 (5件)： 心臓作用薬の臨床への応用  (GW07030Y) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  循環系作用薬一般  (GW07010C) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  循環系一般  (EJ04010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 心拍変動 ,  行動 ,  ウマ ,  痛み