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J-GLOBAL ID：201802240753793479   整理番号：18A1777047

移動世帯の特徴と移動先での社会環境の変化

著者 (2件)： 唐渡広志 (富山大 経済) ,  山鹿久木 (関西学院大 経済)
資料名： 季刊住宅土地経済  (住宅土地経済)
号： 110  ページ： 10-21  発行年： 2018年10月01日 
JST資料番号： L6043A  ISSN： 0917-3498  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・計量経済学の手法を用いて,移住するかどうかの決定と世帯特性との関係,移住した世帯が移住先のどのような社会環境の変化を重視したのかを分析。
・データ期間の15年間(1993年~2008年)において,高齢化の進行と移動の停滞減少を確認。
・年齢構成の変換による移動の減少は,北海道,東北,中国,四国,九州で強く見られたことを紹介。
・所得が低い世帯と高い世帯で重視している社会環境が違い,特に他都道府県といった遠距離移住では,高所得者世帯のみにみられる傾向が多かったことを指摘。
・人口の縮小,高齢化の傾向と同時に所得による住み分けが進む可能性を示唆。

シソーラス用語： *家庭 ,  行為 ,  *人口移動 ,  *環境 ,  *計量経済学 ,  *所得 ,  *過疎化 ,  移住 ,  住替え
準シソーラス用語： 世帯 ,  転居 ,  社会環境 ,  高齢化 ,  人口減少

分類 (3件)： 住宅問題  (RD03020R) ,  住居地域計画一般  (RD03010G) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (5件)：

• 唐渡広志・山鹿久木 (2018) 「どの世帯が移動し、どの世帯が移動しないのか?: 「住宅・土地統計調査」から見た傾向と特徴」、 齊藤誠 (2018) 第6章、 187-216頁。
• 山鹿久木・唐渡広志 (2018) 「社会環境の変化と移住行動」、 齊藤誠 (2018) 第7章、 217-252頁。
• 齊藤誠 (2018) 『都市の老い: 人口の高齢化と住宅の老朽化の交錯』 勁草書房
• 総務省 (2016) 『住民基本台帳人口移動報告(平成28年)』
• 総務省 (2017) 『地域におけるICT利活用の現状に関する調査研究(平成29年)』

タイトルに関連する用語 (3件)： 世帯 ,  移動先 ,  社会環境