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J-GLOBAL ID：201802240782831739   整理番号：18A2030502

切除されたゲノム島の超コイル化は宿主抵抗性の活性化を防ぐためにエフェクター遺伝子発現を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Supercoiling of an excised genomic island represses effector gene expression to prevent activation of host resistance

著者 (4件)： Neale Helen C. (Centre for Research in Bioscience, Faculty of Health and Applied Sciences, The University of the West of England, Frenchay Campus, Bristol, BS16 1QY, UK) ,  Jackson Robert W. (School of Biological Sciences, University of Reading, Reading, RG6 6UR, UK) ,  Preston Gail M. (Department of Plant Sciences, University of Oxford, Oxford, OX1 3RB, UK) ,  Arnold Dawn L. (Centre for Research in Bioscience, Faculty of Health and Applied Sciences, The University of the West of England, Frenchay Campus, Bristol, BS16 1QY, UK)
資料名： Molecular Microbiology  (Molecular Microbiology)
巻： 110  号： 3  ページ： 444-454  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0455A  ISSN： 0950-382X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物病原体Pseudomonas syringae pv.phaseolicolaは,豆のハロー病を引き起こし,106kbゲノムアイランドPPHGI-1を含んでいる。PPHGI-1は特定の豆品種において抵抗性応答を誘発するエフェクタ蛋白質をコードする遺伝子,avrPphBを保有する。以前の研究により,PPHGI-1が細菌染色体から切除されると,avrPphBは下方制御され,病原体は宿主の防御機構を誘発することを回避することが示されている。ここでは,avrPphBのダウンレギュレーションがPPHGI-1のスーパーコイル化により生じるかを検討した。植物における島の安定性と細菌病原性に及ぼすPPHGI-1コード型1Aトポイソメラーゼ,TopB3の影響も調べた。スーパーコイル阻害剤は,avrPphBの発現を有意に増加させたが,PPHGI-1の切除には影響しなかった。topB3の挿入突然変異体はavrPphB発現の増加とPPHGI-1切除の増加をもたらし,インゲンマメの抵抗性および感受性品種における個体群の成長を減少させた。これらの結果は,細菌コード化ゲノムアイランドの維持と安定性におけるトポイソメラーゼの重要な役割を示唆し,スーパーコイル化が島が切除されるとエフェクター遺伝子のダウンレギュレーションに関与することを示し,病原体が宿主防御応答の更なる活性化を防ぐことを可能にした。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病原体 ,  品種 ,  *ゲノム ,  *遺伝子発現 ,  ダウンレギュレーション ,  インゲンマメ ,  Pseudomonas syringae ,  *超螺旋 ,  細菌 ,  感受性 ,  病原性 ,  挿入突然変異 ,  *エフェクタ
準シソーラス用語： トポイソメラーゼ ,  ゲノムアイランド , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ゲノム ,  超コイル化 ,  宿主抵抗性 ,  活性化 ,  エフェクター ,  遺伝子発現