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J-GLOBAL ID：201802240801378620   整理番号：18A0495729

タイヤ付着抑制型アスファルト塗膜系防水材の特性と設計塗布量に関する研究

著者 (3件)： 蔵治賢太郎 (首都高速道路) ,  黄木秀実 (ニチレキ 技研) ,  横島健太 (ニチレキ 技研)
資料名： 道路建設
号： 767  ページ： 62-68  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： F0433A  ISSN： 0287-2595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・首都高速道路の開通総延長は約310kmあり,約8割にあたる240kmは高架橋。
・コンクリート床版の厚みが重要視されていなかった時代の床版厚の薄いコンクリート床版(以下,Co床版)で,貫通ひび割れと路面からの漏水を確認。
・ひび割れがなくても,塩化物がCo床版上面から浸透し鉄筋が腐食・膨張してかぶりコンクリートが浮上がり,通行車両により粉砕・砂利化した事例。
・以上より路面から水や塩化物が床版に侵入することを防ぐ「床版防水」が極めて重要。
・床版防水の要求条件は,次回の床版防水更新までの防水性能の維持およびその上に舗設されるアスファルト舗装への悪影響の回避。
・筆者は,トンネル防水の経験を活かして,(1)昭和46年3月以前の規準のCo床版に浸透型防水材(ひび割れ閉塞)+AS防水材,(2)上記以外のCo床版に防水用接着剤+AS防水材を使用。
・AS防水材は,熱可塑性エラストマ-などで改質されたアスファルトで,加熱溶解したものを人力により所定厚さで床版上面に塗布する材料。
・本研究により,AS防水材の適切な設計塗布量と管理値を取得。

シソーラス用語： 高速道路 ,  高架橋 ,  道路橋 ,  コンクリートスラブ ,  水漏れ ,  亀裂 ,  貫通 ,  金属腐食 ,  *塗膜 ,  *アスファルト ,  *容量 ,  *塗布剤 ,  *設計 ,  *防水材料
準シソーラス用語： アスファルト塗膜 ,  *タイヤ付着抑制 ,  貫通ひび割れ ,  床版防水 ,  設計塗布量 ,  鉄筋腐食

分類 (2件)： 用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K) ,  アスファルト舗装,たわみ性舗装  (RC04040R)

引用文献 (3件)：

• 松井繁之:道路橋床版 設計・施工と維持管理(2007.10)
• 首都高速道路(株):舗装設計施工要領(2015.4)
• 石原陽介、蔵治賢太郎、横島健太:首都高速道路(株)独自の試験方法、舗装51-1、2016.1

タイトルに関連する用語 (7件)： タイヤ ,  アスファルト ,  塗膜 ,  防水 ,  設計 ,  塗布量 ,  研究