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J-GLOBAL ID：201802240802631960   整理番号：18A0396046

反復青年期の活動性食欲不振はラットにおける中枢エストロゲンシグナル伝達と成人期不安様行動に影響を及ぼす【Powered by NICT】

Repeated adolescent activity-based anorexia influences central estrogen signaling and adulthood anxiety-like behaviors in rats

著者 (2件)： Lee Tien-Jui (Department of Psychological Sciences, Purdue University, 703 Third Street, West Lafayette, IN 47907, United States) ,  Kinzig Kimberly P. (Department of Psychological Sciences, Purdue University, 703 Third Street, West Lafayette, IN 47907, United States)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 171  ページ： 199-206  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経性食欲不振症(AN)は思春期に存在すると不安および抑うつ,症状の消失後に持続すると高度に共存した。活動性食欲不振(ABA)パラダイムはAN様行動の行動および神経内分泌結果の評価を可能にする,自発的食欲不振,活動亢進,及び視床下部-下垂体-性腺(H PG)と視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸の破壊を含む。思春期女性におけるABAは成体期における不安様行動増大をもたらし,エストロゲンシグナル伝達系は不安と摂食量の役割を果たすことが示されているので,著者らは青年期のABA処理ラットにおける卵巣ホルモンの役割と挙動及びエストロゲンシグナル伝達に及ぼす妊娠中期後期思春期ABA曝露の長期効果を検討した。以前の研究は思春期中のABAの二回は,高架式十字迷路(EPM)のオープンアームにおける時間減少をもたらしたことを示し,新規なストレッサーへの応答におけるHPA軸の活性を増加させたが,ここでは,中期または後期思春期におけるABA(アブシジン酸)の1回は同じ行動結果を生じないことを示した。思春期中のABAへの二回の曝露したEPMに対する長期不安様行動を生成する必要がある。最後に,思春期前に卵巣切除(OVX)による卵巣ホルモンの除去は思春期におけるABAの長期行動結果を減弱せず,ABAラットの扁桃体におけるエストロゲン受容体β(ERβ)発現レベルは対照群より有意に低かった。まとめると,これらの研究は不安様行動を増加させるCNS ERβシグナル伝達へのABA誘導変化により仲介されることを思春期女性におけるABAの永続的影響を同定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生殖腺 ,  視床下部 ,  副腎 ,  神経性食欲不振 ,  卵巣切除 ,  *食欲不振 ,  成体 ,  思春期 ,  扁桃核 ,  神経分泌 ,  脳下垂体
準シソーラス用語： 卵巣ホルモン ,  思春期女性 ,  *不安様行動 ,  *青年期 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 副腎ホルモン  (EB08040D) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  基礎治療学  (GC03012A) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

タイトルに関連する用語 (8件)： 反復 ,  青年期 ,  食欲不振 ,  ラット ,  エストロゲン ,  シグナル伝達 ,  成人期 ,  不安様行動