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J-GLOBAL ID:201802240844412609   整理番号:18A1391152

選択的抗腫瘍薬としてのポドフィロトキシン誘導体の合成と生物学的評価【JST・京大機械翻訳】

Synthesis and biological evaluation of podophyllotoxin derivatives as selective antitumor agents
著者 (13件):
資料名:
巻: 155  ページ: 183-196  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0845A  ISSN: 0223-5234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポドフィロトキシンの細胞毒性と選択的効果を改善するために,22のポドフィロトキシン誘導体を設計し合成した。これらの化合物の細胞毒性をA549,MCF-7,HepG2およびL-02細胞株で評価した。その結果,ほとんどの化合物は,抗腫瘍薬エトポシド(VP-16)およびドキソルビシンよりも強力であり,抗腫瘍薬として広く使用されていた。3つの腫瘍細胞系と正常な肝L-02細胞の間に,これらの脱保護(Boc群なし)ポドフィロトキシンアミノ酸誘導体の細胞毒性についての大きな差はなかった。興味あることに,いくつかの保護(Boc基を有する)アミノ酸誘導体およびいくつかのリグストラジン誘導体は高い選択性,特に化合物2(Boc基を有するサルコシン誘導体)を示した。それは癌細胞と正常細胞の両方に高い選択性を示した。化合物2のIC50は,A549,MCF-7,HepG2およびL-02細胞に対して,それぞれ9.5±0.03nM,132.6±24.1nM,96.4±1.3nMおよび160.2±4.7nMであった。化合物2,ドキソルビシンおよびエトポシドのSI(IC50~L-02/IC50~A549)値は,それぞれ16.9,0.2および0.5であった。一方,化合物2のSI(IC50~MCF-7/IC50~A549)値およびSI(IC50~HepG2/IC50~A549)値は,それぞれ14.0および10.1であった。まとめると,化合物2は特にA549細胞に対して高い選択性を示した。細胞アポトーシスに関するさらなる研究は,化合物2が核断片化を通してA549細胞のアポトーシスを誘発することができて,正常な肝臓L-02細胞に対してより低い毒性を有することを示した。アポトーシスと細胞周期分析の検出は,化合物2がA549細胞アポトーシスを誘発し,A549細胞のSからG_2相への移行を妨げたが,L-02細胞には明らかな変化がなかったことを示した。さらに,これらの誘導体の構造活性相関を簡単に考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
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