文献

J-GLOBAL ID：201802240895119046   整理番号：18A1846675

全固体電池に適した複合電極

Favorable composite electrodes for all-solid-state batteries

著者 (1件)： Sakuda Atsushi (Department of Applied Chemistry, Graduate School of Engineering, Osaka Prefecture University)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan (Web)  (Journal of the Ceramic Society of Japan (Web))
巻： 126  号： 9  ページ： 675-683(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0409A  ISSN： 1348-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全固体電池は,高い安全性,高出力,および長寿命の次世代電池として極めて有望である。高性能活性電極材料および固体電解質に加えて,電極-電解質界面の特性および電極層の形態は高性能電池の開発に重要である。本レビューでは,全固体電池用複合電極の設計のための最近の研究と将来展望について概説した。高性能全固体電池を達成するために,複合電極は多くの必要条件を満たさなければならない。電極-電解質界面での抵抗は最小でなければならず,電極と固体電解質の接触面積を最大にする必要があり,好ましいリチウムイオンと電子伝導経路が電極層中に形成されなければならない。形成された界面の維持は,サイクル性を向上するために重要である。本レビューでは,より良好な複合電極を構築するためのいくつかの有効なアプローチを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 電池 ,  電極 ,  *電極材料 ,  固体電解質 ,  界面 ,  表面構造 ,  抵抗 ,  表面抵抗 ,  リチウムイオン電池 ,  サイクル寿命 ,  充放電サイクル ,  電気特性 ,  電池容量 ,  硫化物 ,  リチウム化合物 ,  機械的性質 ,  成形性 ,  経路 ,  *全固体電池 ,  複合電極 ,  界面構造 ,  接触面積 ,  充放電特性 ,  硫化リチウム ,  *研究開発動向 ,  電極界面抵抗 ,  構造 ,  性質
準シソーラス用語： *研究動向 ,  界面抵抗 ,  電流経路 ,  機械的損傷

著者キーワード (8件)： 全固体電池 ,  固体電解質 ,  電極 ,  リチウム ,  硫化物 ,  界面 ,  コーティング ,  焼結

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (68件)：

• 1 A. Sakuda, A. Hayashi and M. Tatsumisago, Chem. Mater., 22, 949-956 (2010).
• 2 Y. Kato, S. Hori, T. Saito, K. Suzuki, M. Hirayama, A. Mitsui, M. Yonemura, H. Iba and R. Kanno, Nat. Energy, 1, 16030 (2016).
• 3 A. Hayashi, S. Hama, F. Mizuno, K. Tadanaga, T. Minami and M. Tatsumisago, Solid State Ionics, 175, 683-686 (2004).
• 4 K. Kanehori, K. Matsumoto, K. Miyauchi and T. Kudo, Solid State Ionics, 9-10, 1445-1448 (1983).
• 5 H. Ohtsuka, S. Okada and J. Yamaki, Solid State Ionics, 41, 964-966 (1990).

タイトルに関連する用語 (2件)： 全固体電池 ,  複合電極