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J-GLOBAL ID:201802240980670869   整理番号:18A0798096

UPLC-MS/MSによるパゾパニブとその代謝産物の同時モニタリング【JST・京大機械翻訳】

Simultaneous monitoring of pazopanib and its metabolites by UPLC-MS/MS
著者 (14件):
資料名:
巻: 154  ページ: 373-383  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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パゾパニブは,進行性腎細胞癌(RCC)患者に対する第一選択治療として承認された多標的チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であり,以前に化学療法で治療された進行性軟部組織肉腫(STS)患者に対する二次治療として承認されている。RCCおよびSTS試験中に観察された最も一般的な有害事象は,胃腸障害,高血圧,疲労,高いALATおよびASATであったが,パゾパニブ毒性を説明する分子機構は不明のままである。治療活性は,主に一次代謝産物が不活性であるか低い血漿濃度を示すので,主にパゾパニブ曝露に依存すると考えられるが,代謝産物は代謝産物プロファイルと毒性の間の関係が評価されていないので毒性に関与している可能性がある。ここでは,初めて,パゾパニブの同時定量とその代謝産物の半定量(相対的定量)のための方法の検証を報告する。利用可能な標準物質がないので,パゾパニブ代謝産物はヒト肝ミクロソーム(HLM)により生成され,パゾパニブと代謝産物の両方をモニターするためのUPLC-MS/MS法の開発における対照を提供した。最適化した方法を特異性,直線性,感度,精度,マトリックス効果及び安定性について検証した。日内および日間精度に対する変動係数(CV%)は,それぞれ2.1%から7.9%および5.6%から13.1%まで変化した。バイアスは,精度評価のために,-12%から2.3%(日内)と3.8%から13.1%(日間)まで変化した。日内および日間精度CVはそれぞれ20.1%および19.6%であり,精度バイアスは定量限界で20.7%(日内)と3.8%(日間)の間にあった。パゾパニブを添加したマトリックス試料からの回収率は,低および高レベルの較正範囲でそれぞれ102.6±12.9%および102.5±1.2%であった。マトリックス効果は正規化マトリックス因子値によって示されたように証明されなかった。すなわち,低および高濃度の較正範囲でそれぞれ1.3±0.1および1.2±0.2が測定された。パゾパニブの良好な安定性は短期,長期及びプロセス貯蔵条件及び3回の凍結/解凍サイクル後に観察された。方法は,治療中の代謝産物プロファイル(半定量的データ)を確立するために,パゾパニブで治療された3人の患者から臨床試料に適用された。代謝産物プロファイルの評価は,有害事象の発生の理解を改善し,パゾパニブ薬物動態-薬力学的関係を改善するために有用である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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薬物の分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
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