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J-GLOBAL ID：201802241043358550   整理番号：18A1493685

アンモニアを対象とした室内環境学研究のこれまでと今後

Review of studies on indoor environment targeted at ammonia

著者 (2件)： 池田四郎 (株式会社ガステック) ,  池田四郎 (一般社団法人室内環境学会 化学物質分科会)
資料名： 室内環境  (Indoor Environment)
巻： 21  号： 2  ページ： 129-138(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L4020B  ISSN： 1882-0395  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アンモニアは環境の中で多様なメカニズムで発生し,動植物も発生源となる。強い臭気があるため高濃度に長期間曝されることはあまりないが,様々な環境での実測データを俯瞰すると臭気閾値付近の濃度が存在する環境は少なくないため,依然として室内環境学研究のテーマとして重要な物質と言える。本稿では,アンモニアの生成,挙動を窒素循環の観点から解説し,現場で用いられているいくつかの測定手法を列挙した。また,近年,アンモニアの挙動を生体から得られる情報として捉えることを意図した研究例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *屋内環境 ,  室内空気 ,  室内空気質 ,  *大気汚染物質 ,  *アンモニア ,  室内空気汚染 ,  窒素循環 ,  アンモニア態窒素 ,  臭気
準シソーラス用語： *室内空気汚染物質

著者キーワード (10件)： アンモニア ,  室内臭気源 ,  窒素循環 ,  測定方法 ,  生体情報 ,  Ammonia ,  Indoor odor source ,  Nitrogen cycle ,  Measurement method ,  Biometric information

分類 (2件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

引用文献 (45件)：

• 1) 室内環境学会編: 室内環境学概論, 第1版, 東京電機大学出版局, pp.184-185, 2010.
• 2) 東田正憲:「サーマルNO_x・フューエルNO_x」・「水エマルジョン燃料」, 日本マリンエンジニアリング学会誌, 45(6), 149 (2010).
• 3) 新良宏一郎, 増田 勲, 田窪芳博訳: 固定発生源からの窒素酸化物排出量の低減について(2), 科学技術, 2(3), 200-212 (1973).
• 4) 波多野隆介: 土の現在・土の未来 窒素循環と環境問題, 科学, 85(11), 1103-1106 (2015).
• 5) Gregorich E., Janzen H. H., Ellert B. and Helgason B.: Nitrogenous gas emissions from soils and greenhouse gas effects, Adv. Agron., 132, 39-74 (2015).

タイトルに関連する用語 (3件)： アンモニア ,  室内環境 ,  研究