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J-GLOBAL ID：201802241048057063   整理番号：18A0533084

ovo BombyxホモログはBm wnt1(Bombyx wnt1ホモログ)の下流で作用する体節遺伝子である【Powered by NICT】

A Bombyx homolog of ovo is a segmentation gene that acts downstream of Bm-wnt1(Bombyx wnt1 homolog)

著者 (1件)： Nakao Hajime (Insect Genome Research and Engineering Unit, Division of Applied Genetics, Institute of Agrobiological Sciences, National Agriculture and Food Research Organization (NARO), 1-2 Oowashi, Tsukuba, Ibaraki, 305-8634, Japan)
資料名： Gene Expression Patterns  (Gene Expression Patterns)
巻： 27  ページ： 1-7  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1319A  ISSN： 1567-133X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 昆虫はい発生は長及び短/中はい型に分けられる。長胚型はショウジョウバエのような階層的セグメンテーション機構を示す可能性があるが,短い/中間型は先祖であると考えられているいくつかの反復機構を仮定している。Bombyx mori(カイコガ)のはい発生は,両特性を有している。Bombyx ovoホモログ(Bm ovo)は分割に関与する遺伝子として同定された。ovoは亜鉛フィンガー転写因子をコードするショウジョウバエ遺伝子であり,他の系におけるその相同体機能の研究は,前駆細胞状態から分化の開始を可能にするスイッチとして作用することを示唆した。これは昆虫セグメンテーションに関与しているin ovo同族体の最初の記述である。Bm卵はギャップ遺伝子およびpair-rule遺伝子の発現に似たパターンのはい発生中に動的に発現していた。Bm ovo RNAiノックダウン胚では,後セグメンテーションは進行しなかった。添加では前部の体節における欠陥が観察された。Bm wnt1ノックダウン胚では,Bm ovo発現パターンは変化し,Bm wnt1はBm卵の上流調節因子であることを示唆した。Bm卵の関与は昆虫セグメンテーションにおけるwnt遺伝子の制御下での新規祖先段階を表す可能性がある:この段階は細胞分化過程で動作するに似ている可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： RNA干渉 ,  転写因子 ,  カイコガ ,  *遺伝子 ,  セグメンテーション ,  胚発生 ,  細胞分化 ,  調節因子 ,  遺伝子発現パターン ,  遺伝子ノックダウン法 ,  亜鉛フィンガー ,  ショウジョウバエ属 ,  昆虫綱 ,  遺伝 ,  ガ ,  カイコガ科 ,  無脊椎動物 ,  分化 ,  発生生理 ,  ハエ目 ,  節足動物
準シソーラス用語： ショウジョウバエ ,  昆虫類 ,  *ホモログ ,  *Bombyx , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Bombyx ,  ovo ,  Wnt1 ,  RNAi ,  セグメンテーション ,  ペアルール遺伝子

分類 (1件)： 発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： ホモログ ,  Wnt1 ,  下流 ,  体節 ,  遺伝子