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J-GLOBAL ID：201802241071836150   整理番号：18A1201389

新たな海陸複合一貫輸送システムによる長距離小ロット輸送の輸送時間と労働投入量の改善策

Improvement of Transport Time and Labor Input of Long-distance Small Lot Transportation by Intermodal Freight Transportation

著者 (3件)： 加藤博敏 (運輸総合研) ,  相浦宣徳 (北海商科大) ,  根本敏則 (敬愛大)
資料名： 日本物流学会誌  (Journal of Japan Logistics Society)
号： 26  ページ： 153-160  発行年： 2018年06月25日 
JST資料番号： L6720A  ISSN： 1349-3345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内物流業界における人手不足やトラックドライバーの労働基準の厳格運用などの動向から,長距離輸送トラック1台あたりの配送先数の抑制が必要となり,小ロット貨物は,その輸送方法の変更を余儀なくされている。本稿では,この長距離小ロット輸送として,野菜の出荷輸送を例に取り上げ,労働基準と市場受付締切時間の制約条件の下で,生産者の受取収入の水準を最大化する輸送ルートを選択する際に生ずる,輸送中の鮮度劣化による商品価値低下の抑制と,輸送に係る労働投入に伴う輸送費用の抑制との間のトレードオフ関係を明らかにする。また,長距離小ロット輸送のルート選択の課題の改善策として,12ft海上コンテナを利用した輸送システムを紹介し,この有効性を考察する。(著者抄録)

シソーラス用語： *海上輸送 ,  *陸上輸送 ,  *協同一貫輸送 ,  *距離 ,  *時間 ,  *作業負荷 ,  小規模 ,  野菜 ,  労働基準法 ,  制約条件 ,  劣化 ,  トレードオフ ,  コンテナ
準シソーラス用語： 海上コンテナ ,  時間制約 ,  *長距離 ,  品質劣化 ,  *輸送時間

分類 (1件)： 運輸交通・サービス一般  (TA01010L)

引用文献 (11件)：

• 国土交通省:全国貨物純流動調査報告書,2017
• 農林水産省:平成25年産野菜生産出荷統計,2014
• 北海道開発局:農畜産物及び加工食品の移出実態(平成25年)調査結果報告書,2017
• 高田富夫:ロジスティクス管理の方法.pp.116~ 131,山縣記念財団,2017
• (一社)JC総研:野菜・果物の消費行動に関する調査結果,2016.

タイトルに関連する用語 (7件)： 複合一貫輸送 ,  長距離 ,  ロット ,  輸送 ,  輸送時間 ,  労働 ,  投入量