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J-GLOBAL ID:201802241148004322   整理番号:18A1910700

エポキシ樹脂に対する新規トリアジン系難燃剤とDOPO/HPCP間の相乗効果【JST・京大機械翻訳】

Synergistic effect between a novel triazine-based flame retardant and DOPO/HPCP on epoxy resin
著者 (10件):
資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 2774-2783  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0503A  ISSN: 1042-7147  CODEN: PADTE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,塩化シアヌルとアニリンからトリアジン系難燃剤(TAT)を合成した。その化学構造をFourier変換赤外(FTIR)分光法,1H核磁気共鳴,元素分析により特性化した。TATと9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシド(DOPO)またはヘキサ-フェノキシ-シクロトリホスファゼン(HPCP)の取り込みにより,2種類の新しい膨張性難燃性エポキシ系を得た。得られたエポキシ試料の難燃性を,限られた酸素指数,垂直燃焼(UL94),およびコーンカロリメータ試験を用いて評価した。結果は,TATとDOPOまたはHPCPの間に相乗効果があることを示した。難燃性機構を,熱重量分析(TGA),熱重量分析/赤外分光分析(TGA-FTIR),チャー残留物の形態と化学分析により調べた。燃焼中に,DOPOまたはHPCPは分解して,消光効果を有するリン含有フリーラジカルを放出した。形態研究は,DOPOまたはHPCPの導入がエポキシマトリックスの炭化とリン含有粘性チャー層の形成を促進し,一方,TATの分解から誘導された熱分解ガスがチャー層を膨張させることを示した。エポキシ試料の難燃性の促進の主な理由は,TATとDOPO又はHPCPの同時添加が,熱及び可燃性揮発性物質の移動を制限し,同時に基礎となるマトリックスを保護するコンパクトで膨張性のチャー層の形成をもたらすことであった。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抵抗性  ,  難燃剤 
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