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J-GLOBAL ID:201802241207530810   整理番号:18A0620566

シンテニン1ノックアウトマウスにおける手がかり恐怖記憶の消去障害【Powered by NICT】

Impairment in extinction of cued fear memory in syntenin-1 knockout mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 149  ページ: 58-67  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0897B  ISSN: 1074-7427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シンテニン1はエキソソーム産生,シナプス形成,およびシナプス可塑性に関与するPDZドメイン含有細胞内足場蛋白質である。シンテニン 1はシナプス可塑性に対するその効果を介し,学習と記憶を調節できるかどうかを調べた。特に,シンテニン 1ノックアウト(KO)マウスを用いて条件付け恐怖の文脈および手掛かり恐怖条件付けと消去におけるシンテニン 1の役割を検討した。シンテニン 1の遺伝的破壊は,文脈,手掛かり提示恐怖記憶にほとんど影響しなかった。しかし,シンテニン 1KOマウスは手掛かり提示恐怖消去保持における選択的障害を示した。シンテニン 1KOマウスにおけるこの絶滅リテンション障害は消滅トレーニング後の扁桃体基底外側部(BLA)と下辺縁皮質(IL)における減少したc-Fos陽性ニューロンと関連していたと絶滅リテンション試験後のBLAにおけるc-Fos陽性ニューロンを増加させた。著者らの結果は,シンテニン 1はBLAとIL中の神経活性を調節することにより手掛かり提示恐怖記憶の消去において重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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