文献

J-GLOBAL ID：201802241261674215   整理番号：18A0434715

無傷ブラジル試験における破壊機構のDEM解析【Powered by NICT】

DEM analysis of failure mechanisms in the intact Brazilian test

著者 (2件)： Ma Yifei (School of Civil and Environmental Engineering, Georgia Institute of Technology, Atlanta, GA 30332, United States) ,  Huang Haiying (School of Civil and Environmental Engineering, Georgia Institute of Technology, Atlanta, GA 30332, United States)
資料名： International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences  (International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences)
巻： 102  ページ： 109-119  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0230C  ISSN： 1365-1609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無傷のブラジリアン試験における破壊挙動を調べるために実施している包括的な数値研究。圧裂試験は,岩石のような準脆性材料の一軸引張強度の間接的な尺度を求めるためのロバストな検査であると考えられている。圧裂試験の妥当性を直径方向割裂破壊は,試験片の中心から引張亀裂成長に起因することを前提としているが(シナリオI),負荷地域に隣接した破砕帯から発生する亀裂の結果として形成する割裂破壊パターン,の故障メカニズム(シナリオII)代替圧入型はしばしば実験的に観測した。本研究では,破壊機構,その結果,ブラジリアン引っ張り強度がどのように材料特性によって影響されると試料サイズはDEMコードPFC2D/3Dを用いて調べた。~30引張強度比で現実的な一軸圧縮を有する材料をモデル化できるようにPFC2D/3Dに実装した新しい変位軟化接触モデル。軟化接触モデルの定式化とマクロスケールの機械的性質に及ぼすミクロスケール軟化パラメータの影響を最初に説明した。無傷圧裂試験を2Dおよび3Dの両方でモデル化した。故障シナリオはシナリオIからシナリオIIへの遷移が,圧縮上の引張強度比が減少するにつれて,あるいは試料サイズが増加する。低強度比の材料に対して,破壊機構はシナリオIIに従うならば,公称ブラジリアン引っ張り強度は固有の引張強さを過小評価する可能性がある。実験室試験と,一般的にDEMモデリングにおける材料特性のキャリブレーションへのこの数値解析の意味についても考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 三次元 ,  亀裂 ,  *引張強さ ,  ロバスト性 ,  岩石 ,  モデリング ,  二次元 ,  数値解析 ,  故障 ,  定式化
準シソーラス用語： 材料特性 ,  割裂 ,  圧裂試験 ,  ブラジリアン試験 ,  *破壊機構 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 無傷圧裂試験 ,  破壊機構 ,  引張強さ ,  離散要素モデリング ,  変位軟化接触モデル

分類 (1件)： 岩盤の力学的性質  (HE02000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ブラジル ,  試験 ,  破壊 ,  DEM ,  解析