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J-GLOBAL ID:201802241601327697   整理番号:18A0788498

鼻ポリープ由来間葉系間質細胞は免疫関連分子の欠如と幹/前駆細胞マーカーの高レベルを示す【JST・京大機械翻訳】

Nasal Polyp-Derived Mesenchymal Stromal Cells Exhibit Lack of Immune-Associated Molecules and High Levels of Stem/Progenitor Cells Markers
著者 (9件):
資料名:
巻:ページ: 39  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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間葉間質細胞(MSC)は成体前駆細胞幹細胞と考えられ,多数の組織で研究されている。この背景において,鼻ポリープ組織の微小環境はいくつかの炎症細胞を有するが,それらの間質コンパートメントはほとんど解明されていない。そこで,著者らは,鼻ポリープPolyp-MSCs(PO-MSCs)からMSCsを分離し,それらの分子的特徴と骨髄由来MSCs(BM-MSCs)との遺伝子発現パターンを比較した。最初に,PO-MSCsおよびBM-MSCsの両方を分離し,培養し,形態学的,分化,表現型,免疫抑制および遺伝子発現アッセイを行った。BM-MSCsと比較して,PO-MSCsは正常な形態および類似の骨形成/脂肪生成分化能を示したが,免疫表現型は免疫関連分子(例えばCD117,HLA-DR,PDL-1およびPDL-2)の欠如を示した。さらに,PO-MSCsにおいてBM-MSCsと比較して異なる遺伝子発現プロファイルを検出した。PO-MSCは,より高いレベルの前駆細胞特異的マーカー(例えばCD133およびABCB1)を発現したが,BM-MSCsはサイトカインおよび成長因子(例えば,FGF10,KDRおよびGDF6)の高い発現を示した。遺伝子オントロジー分析により,PO-MSCにおける差次的に調節された遺伝子は,マトリックスリモデリング過程およびヘキソースおよびグルコース輸送と関連していることを示した。BM-MSCsに対して,高度に発現した遺伝子は,行動,血管新生,血管形態形成,細胞-細胞シグナル伝達,および外部刺激に対する反応の調節と関連していた。従って,これらの結果は,PO-MSCsがBM-MSCsと類似の側面を共有し,異なる分子プロファイルを発現することを示唆し,これはおそらく鼻ポリープ組織の発生に関与している可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

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