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J-GLOBAL ID:201802241605681743   整理番号:18A0351969

メタンフェタミン乱用者の法医解剖症例における脳脊髄液ドーパミン濃度とカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子多型との関連性【Powered by NICT】

Association between cerebrospinal fluid dopamine concentrations and catechol-O-methyltransferase gene polymorphisms in forensic autopsy cases of methamphetamine abusers
著者 (9件):
資料名:
巻: 270  ページ: 159-164  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0596B  ISSN: 0379-0738  CODEN: FSCIDG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メタンフェタミン(MA)は交感神経終末からのカテコールアミンの放出を刺激し,広く世界中で乱用されている不法覚醒剤である。カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)は,カテコールアミンを代謝するとアドレナリン作動性,ノルアドレナリン作動性,ドーパミン作動性シグナル伝達応答を仲介するので,薬物中毒で死亡した被験者の解剖における脳脊髄液(CSF)カテコールアミン濃度に及ぼすCOMT多型rs4633とrs4680の影響を調べた。28MA乱用者と22名の致命的向精神薬中毒例を評価した。相関は致死的向精神例におけるアドレナリン(Adr),ノルアドレナリン(Nad),ドーパミン(DA)のrs4633またはrs4680多型とCSF濃度の間に同定されなかった。しかし,MA乱用者間,CSF中のDA濃度はrs4633のT対立遺伝子(CTおよびTT)で有意に高いCC遺伝子型キャリア(p=0.004)。さらに,MA乱用者の中で,DA濃度はrs4680のA対立遺伝子(GAとAA)で有意に高いGG遺伝子型キャリア(p=0.017)。MA乱用者のその後のハプロタイプ分析では,強い相関は二COMTハプロタイプとCSF DA濃度(p=0.002)間で同定した。しかし,Adr,NadのCSF濃度はCOMT遺伝子型またはハプロタイプと関連しなかった。本結果はrs4633とrs4680多型はMA乱用者におけるCSF DA濃度とMA毒性に影響することを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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交感神経興奮薬の基礎研究  ,  遺伝的変異  ,  酵素生理 

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