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J-GLOBAL ID:201802241757525803   整理番号:18A0339058

ヨーロッパICP統合モニタリング流域(1990 2012)における長期硫酸塩と無機窒素物質収支予算【Powered by NICT】

Long-term sulphate and inorganic nitrogen mass balance budgets in European ICP Integrated Monitoring catchments (1990-2012)
著者 (17件):
資料名:
巻: 76  ページ: 15-29  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1221A  ISSN: 1470-160X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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物理的,化学的および生物学的変数を含む統合的環境モニタリングに基づく経験的証拠は,高価な排出削減政策の生態系便益の評価に必須である。国際集学的ICP IM(生態系に及ぼす大気汚染影響の総合監視に関する国際共同プログラム)プログラムは管理されていないと較正森林流域における生態系に及ぼす大気汚染および気候変動の統合された影響を研究した。1990 2012における17ヨーロッパICP IM部位に対する硫酸塩(SO_4)及び全無機窒素(TINNO_3~-N+NH_4-N)の部位特異的年間流入-流出収支を計算した。入力(沈着)と出力(流出水)フラックスの時間的傾向とSO_4とTINの正味保持/正味放出も分析した。SO_4とTINのインプットとアウトプットフラックスの大きな差は,ヨーロッパにおける大気汚染の影響の重要な勾配を反映しており,最高の堆積とスカンジナビア南部に位置するIM部位での流出水フラックスと中央及び東ヨーロッパの一部と北ヨーロッパ地域でより遠隔地で最低フラックス。非海成SO_4の全(湿性+乾性)堆積とTINのバルク沈着の有意な減少は,サイトの90%と65%であった。流出の非海成SO_4の出力フラックスはサイトの65%で有意に減少し,過去20年間のヨーロッパにおける国際排出低減作用の正の効果を示した。流域は,初期および1990年代半ばにSO_4を保持していたが,これは1990年代後半に正味放出,高い大気SO_4堆積の時間の間に蓄積された遺産Sプールの移動に起因する可能性がある側にシフトした。堆積減少したにもかかわらず,TIN出力フラックスと保持率は減少(9地点)と増加(8部位)の両方の傾向勾配を有する混合応答を示し,傾向は有意差が無かった。一般に,スズは,自然な外乱の影響を受けない流域に保持された。SO_4の正味放出の年平均値の長期変化は堆積における流出とSO_4濃度の変動によって説明されたが,流出水中のスズ濃度の変動は主に流域におけるTIN保持率の変化と関連していた。森林土壌からSO_4の正味放出は,表面水の酸性化からの回復を遅らせるかもしれないと流域土壌中の窒素の連続濃縮は,陸上の生物多様性への脅威をもたらし,最終的にN飽和を通したより高いTIN流出をもたらす可能性がある。質量収支の連続モニタリングと更なる評価が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  環境問題 

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