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J-GLOBAL ID:201802241856991425   整理番号:18A0309192

朝鮮語ソウル方言における進行中のトーン変化-トーン発生と語彙拡散の観点から-

Ongoing Tonal Change in Seoul Korean: From Tonogenesis and Lexical Diffusion Perspectives
著者 (1件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 106-115  発行年: 2017年08月30日 
JST資料番号: Y0922B  ISSN: 1342-8675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・朝鮮語ソウル方言に生じている音変化として,1)子音の影響によるピッチの変化,2)il「一」で始まる漢字語のアクセント句頭が例外的にHトーンになる変化に関する先行研究を概説。
・1)に対して単語の使用頻度の高い語群の方が平音・激音のVOT(Voice Onset Time)が接近し,ピッチの違いの顕著化が年代的に早まるという統計的に有意な結果を報告。
・2)は余剰的な基本周波数の特徴が音韻化して弁別的なトーンに変化するトーン発生の結果としてカテゴリーH,Lが生まれ,開口度の狭い母音で始まる音節ilに生じたトーン変化。
・1),2)は同一の音環境下で一部の語にだけ変化が生じ,その変化が他の語へと波及する一方で,変化から取り残される語もある語彙拡散である可能性について考察。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
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情報加工一般  ,  音響信号処理 
引用文献 (59件):
  • 李連珠(2002)「韓国語大邱方言アクセントの音韻論的解釈」『東京大学言語学論集』21, 103-121.
  • 宇都木昭(1999)「朝鮮語の母音の内在的特性」『一般言語学論叢』2, 60-72.
  • 梅田博之・梅田規子(1965)「朝鮮語の「濃音」の物理的性質」『言語研究』48, 23-33.
  • 姜英淑(2005)「韓国語の東部慶尚南道方言のアクセント体系」『東京大学言語学論集』24, 79-97.
  • 金善姫(1995)「後続母音のピッチにおよぼす影響からみた子音の分類」『朝鮮学報』156, 1-18.
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