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J-GLOBAL ID:201802241925631852   整理番号:18A0467505

可溶性CD163と可溶性マンノース受容体は肝硬変患者の生存と代償不全を予測し,腸透過性と細菌移行と相関する【Powered by NICT】

Soluble CD163 and soluble mannose receptor predict survival and decompensation in patients with liver cirrhosis, and correlate with gut permeability and bacterial translocation
著者 (17件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 657-664  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0753A  ISSN: 0269-2813  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:活性化肝マクロファージは慢性肝疾患における炎症と線維症進行に重要な役割を果たしている。目的:肝硬変患者における可溶性(s)CD163とマンノース受容体(sMR)の予後的価値を評価し,腸透過性(マンニトール比,ジアミンオキシダーゼ),細菌性トランスロケーション(エンドトキシン,リポ多糖類結合蛋白質)及び全身性免疫活性化のマーカー(インターロイキン6,インターロイキン8,sCD14)のマーカーとの関連を探求すること。【方法】 101肝硬変患者(Child-PughクラスA:72,Child-PughクラスBおよびC:29人)および31人の健康な対照を前向きに検討した。患者は37か月の追跡期間中央値で観察された。sCD163と可溶性マンノース受容体の【結果】中央プラズマレベルは有意に肝硬変患者(P<.001)で上昇し,疾患重症度(健常対照者におけるsCD163=1.3,Child-PughクラスA=4.2,Child-PughクラスBおよびC=8.4mg/L,健常対照者におけるsMR=15.8,Child-PughクラスA=36.5,Child-PughクラスBおよびC=66.3μg/dL)と共に増加した。総計21名の患者は,観察期間中に死亡した。5.9mg/L以上のsCD163レベルの患者は,有意な生存率低下(36カ月後の生存率:71%対98%,P<.001)を示した。45.5μg/dL以上可溶性マンノース受容体レベルの患者は,12か月(73%対9%,P<.001)内の肝硬変の有意に合併症を発症した。さらに,両変数はマンニトール比,ジアミンオキシダーゼ,リポ多糖類及びインターロイキン-8と相関していた。【結論】著者らのデータは,肝硬変患者における長期生存の予測におけるsCD163の予後的価値を実証し,肝硬変関連合併症の発生のための予後マーカーとしての可溶性マンノース受容体を同定した。腸バリア機能障害の間の相関およびマクロファージの活性化は,それらの間のリンクを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の疾患  ,  消化器の診断 
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