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J-GLOBAL ID：201802241940843032   整理番号：18A0522026

太平洋十年規模振動(PDO)と総観気候系との関係

The Relationships between Pacific Decadal Oscillation (PDO) and Synoptic Climate System

著者 (2件)： 宮本大輔 (日本大 大学院総合基礎科学研究科) ,  山川修治 (日本大 文理)
資料名： 日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要  (Proceedings of the Institute of Natural Sciences, Nihon University)
号： 53  ページ： 163-175  発行年： 2018年03月23日 
JST資料番号： S0033A  ISSN： 0369-3562  CODEN： NDBSAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・北太平洋域で見られる数十年スケールの海面水温の変動,すなわち太平洋十年規模振動(POD)と総観気候系との関係について調査。
・使用したデータはPDO指数(ワシントン大学),NCEP/NCAR再解析データ(海面気圧(SLP),500hPa高度場,風向・風速)と外向き長波放射量(OLR)。
・1981~2015年についてPDO指数と再解析データ,OLRとの間でそれぞれ相関係数を求め,相関係数分布図を作成。
・1975~2013年について,PDO正負卓越年別に上位5事例を抽出,再解析データとOLRのコンポジット解析を実施。
・その結果,熱帯地域の東南アジア,南アジア,中東,アフリカの一部地域でPDOとSLPとの間に正の相関関係が存在。
・北半球中高緯度帯の冬季(1月)では,シベリア高気圧とアリューシャン低気圧はPODと相関関係が存在,夏季(8月)では,オホーツク海高気圧がPODと正相関。

シソーラス用語： *テレコネクション ,  *海面水温 ,  海面気圧 ,  *気候学 ,  放射量 ,  相関 ,  相関係数 ,  北太平洋 ,  熱帯 ,  高気圧 ,  温帯低気圧 ,  大気大循環 ,  データ解析 ,  気象データ
準シソーラス用語： Aleutian低気圧 ,  NCEP/NCAR再解析 ,  Siberia高気圧 ,  オホーツク海高気圧 ,  再解析データ ,  *総観気候学 ,  *太平洋十年規模振動

分類 (1件)： 大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 太平洋十年規模振動 ,  PdO ,  気候系