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J-GLOBAL ID:201802241942932414   整理番号:18A0348069

経皮的冠動脈インターベンションを受けた多枝冠動脈疾患を有する高齢患者における完全血行再建術の臨床的影響:SHINANO登録のサブ解析【Powered by NICT】

Clinical impact of complete revascularization in elderly patients with multi-vessel coronary artery disease undergoing percutaneous coronary intervention: A sub-analysis of the SHINANO registry
著者 (21件):
資料名:
巻: 230  ページ: 413-419  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1233A  ISSN: 0167-5273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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今までの報告は経皮的冠動脈インターベンション(PCI)による完全血行再建術(CR)は,虚血性イベントを減少することを明らかにした。しかし,多血管冠動脈疾患(CAD)を有する高齢患者におけるPCIを用いたCRの有効性についてはほとんど知られていない。多枝C ADの高齢患者(75歳以上)におけるCR PCIの1年間の有効性を評価した。前向き観察多施設,FPコホート研究,SHINANO登録は,1923人の患者を登録した。本登録から,我々は多血管性C ADの高齢患者322人を対象とした。一次エンドポイントは,主要有害心血管イベント(MACE:全原因死亡率,心筋梗塞,脳卒中)であった。多枝C ADを有する高齢者322名の患者のうち,165(51.2%)は,CRと157(48.8%)不完全血行再建(ICR)を投与した。MACEは44(13.7%)の患者で生じた。生存分析によるMACEの発生率はCR群で有意に低いICR群(7.4% vs. 21.1%, p<0.001)。年齢,性別,および急性冠症候群(A CS)の多変量Cox比例ハザード解析では,A CSおよびCRはMACE(ハザード比[HR],2.49;95%信頼区間[CI],1.29 4.80;P=0.007,HR,0.40;95%CI0.20 0.77;P=0.007)の独立予測因子であった。年齢,性別,以前の心不全,以前の頭蓋内出血,A CS,およびボディマスインデックスの傾向スコアマッチングでは,MACE率はCR群で有意に低いICR群(7.2% vs. 18.4%, p=0.015)。多血管性C ADを有する75歳以上の高齢者においても,CR PCIは中期虚血性イベントを抑制するように思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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循環系疾患の外科療法  ,  術後処置・予後 

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