抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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合成可能なエラジタンニン類の顕著な増加をもたらした合成法について述べた。1000以上の特性化された天然物とそれらの類似体であるすべてのエラジタンニンの合成を可能にする能力の獲得は,構造-活性相関の理解の開発に寄与する。エラジタンニンの構造を多様化する2つの主な理由は,ヘキサヒドロキシジフェノイル基とC-Oジガラートの存在であり,それらの各々は,2つのガロイル基間のC-CまたはC-O結合の形成を通して生じた。合成可能なエラジタンニンの数を増加させるためには,これらの2つの成分を合成するための方法の確立とエラジタンニン分子を構築するために成分を組み立てることが必須である。合成のための方法には3つの焦点,1)ヘキサヒドロキシジフェノイル基,2)ヘキサヒドロキシジフェノイル架橋を持つグルコース誘導体,3)C-Oジガラート,がある。さらに,エラジタンニン類の全合成のためのこれらの方法のいくつかの応用を例示した。(翻訳著者抄録)