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J-GLOBAL ID:201802241998364068   整理番号:18A0974219

低血圧とシスプラチン腎毒性リスク:後ろ向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Lower blood pressure and risk of cisplatin nephrotoxicity: a retrospective cohort study
著者 (15件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 144  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】シスプラチン腎毒性の病態生理学的機構は,尿細管上皮細胞毒性と同様に,腎臓血流の減少を含む。本研究の目的は,低血圧の影響を調査し,シスプラチン腎毒性の発生に及ぼす食物摂取量を減少させることであった。【方法】2011年と2012年の間に大学病院で遡及的コホート研究を行った。著者らは,静脈内シスプラチン投与を受けた頭頚部癌,食道癌または胃癌の入院成人患者を同定した。主要な結果は,シスプラチン投与後の血清クレアチニンの増加として定義されたシスプラチン腎毒性の発生率であった。【結果】研究参加者は182人の患者を含み,その中で合計442サイクルのシスプラチン化学療法を観察した。シスプラチン腎毒性の発生は,初期投与で182サイクルの41で観察された。多変量ロジスティック回帰分析は,収縮期血圧がシスプラチン腎毒性と独立して関連していることを示した(調整オッズ比0.75,各10mmHgに対して95%信頼区間0.57~0.95)。レニン-アンギオテンシン系(RAS)阻害剤の使用もシスプラチン腎毒性(3.39,1.30~8.93)と関連した。化学療法のすべてのサイクルにおける収縮期血圧の四分位数の間で,低血圧群における腎毒性の発生率は,非固体食品を摂取した患者に対して,より高い血圧群におけるそれより有意に高かった(P=0.037)。一方,固形食品を摂取した患者に対して有意差は認められなかった(P=0.67)。結論:低血圧およびRAS阻害剤の使用は,シスプラチン腎毒性の発生率と関連し,より低い血圧は,固形食品を摂取しない患者において腎毒性に対してより大きな影響を有した。シスプラチン化学療法の前にRAS阻害剤を含む降圧薬の中止は考慮すべきであり,それはより低い血圧を有する患者にとって有益である可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (36件):
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