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J-GLOBAL ID:201802242141112486   整理番号:18A1932167

異なるヒトパピローマウイルス状態の頭頚部癌細胞に対する三酸化ヒ素の異なる抗癌活性【JST・京大機械翻訳】

Differential anticancer activities of arsenic trioxide on head and neck cancer cells with different human papillomavirus status
著者 (7件):
資料名:
巻: 212  ページ: 182-193  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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頭頚部へん平上皮癌(HNSCC)の約20%はヒトパピローマウイルス(HPV)感染により引き起こされる。HNSCC細胞のHPV癌遺伝子発現に及ぼす三酸化ヒ素(ATO)の影響は不明のままである。本研究では,6つのHNSCC細胞株(3つのHPV陽性と3つのHPV陰性)におけるATOの抗癌活性と可能な分子経路を調べた。細胞増殖,アポトーシス,HNSCC細胞の細胞周期に及ぼすATOの影響を,CCK-8分析,コロニー形成およびフローサイトメトリーを用いて分析した。Transwell分析を用いて,細胞遊走に及ぼすATOの影響を調べた。重要な遺伝子の転写と蛋白質発現は,それぞれリアルタイムPCRとウエスタンブロットによって測定された。異種移植モデルを用いて,in vivoでのHNSCC細胞に及ぼすATOの影響を評価した。HPV陽性および陰性HNSCC細胞には,主要遺伝子の異なる発現があった。ATOはHNSCC細胞増殖と遊走を阻害し,アポトーシスを誘導し,これらの効果はHPV陰性HNSCC細胞よりHPV陽性HNSCC細胞でより有意であった。ATO処理はHPV16-E6/E7およびサイクリンD1蛋白質の発現を減少させ,HPV陽性HNSCC細胞におけるp16,pRbおよびp53の発現を増強した。対照的に,ATO処理は,上皮成長因子受容体,サイクリンD1および突然変異体p53の発現を減少させ,HPV陰性HNSCC細胞におけるpRbの発現を強化した。HNSCCに対するATOの抗癌効果は,in vivoでの異種移植増殖を阻害することにより確認された。著者らのデータは,ATOがHNSCC,特にHPV陽性HNSCCに対する有望な治療薬であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般  ,  神経の基礎医学  ,  消化器の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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