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J-GLOBAL ID：201802242154800673   整理番号：18A0457729

農業農村工学におけるICT利用の可能性(前編)-5 水管理時間の簡便な測定法とICT型給水機の操作時間把握

著者 (5件)： 坂田賢 (農研機構 中央農業研究セ 北陸研究拠点) ,  関正裕 (農研機構 中央農業研究セ 北陸研究拠点) ,  野坂浩司 (農水省 北陸農政局) ,  建石邦夫 (農研機構 中央農業研究セ) ,  加藤仁 (農研機構 中央農業研究セ 北陸研究拠点)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 86  号： 3  ページ： 203-206  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 稲作水管理を対象に情報通信技術を利用した省力化技術の開発が求められているが,簡便な測定法は確立されていない。本報では簡易型GNSS記録装置で得られたデータ(推定値)とビデオ撮影などによる記録(実測)との比較を行った。結果,推定値から給水栓操作を抽出する閾値として,停止とみなす速度を2~6km/h,停止位置と給水栓の距離を13m未満とすると,実測と同程度の精度が得られた。この手法は情報通信技術を導入した給水機操作の測定でも誤差はわずかであった。また,作業所からの遠隔制御と移動車両の中から行ったリモコン操作の2通りの方法を比較し,前者では屋外作業が4割程度の時間で終了することなどを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 農業政策 ,  *情報技術 ,  *通信技術 ,  *栽培 ,  *水管理 ,  記録装置 ,  衛星航法 ,  簡素化 ,  *給水装置 ,  遠隔制御 ,  *操作 ,  GPS ,  GNSS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *ICT ,  ICT型給水機 ,  ICT利用 ,  リモコン操作 ,  *稲作 ,  簡易型GNSS記録装置 ,  技術開発計画 ,  給水栓操作 ,  農業農村工学 ,  農業農村整備

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  ドキュメンテーション  (FA01020I)

引用文献 (3件)：

• 農林水産省農村振興局 : 農業農村整備に関する技術開発計画, http://www.maff.go.jp/j/nousin/seko/gokanen/index.html (参照 2017年6月28日)
• 坂田 賢, 野坂浩司, 建石邦夫, 加藤 仁 : 農地集約の違いが水管理の移動距離と時間に及ぼす影響, 水土の知 85(6), pp.23~26 (2017)
• 坂田 賢, 野坂浩司, 田中 正, 建石邦夫, 加藤 仁 : 情報通信技術を組み込んだ給水機を利用した圃場水管理の省力効果, 農業農村工学会論文集 305, pp.I_177~I_183 (2017)

タイトルに関連する用語 (8件)： 農業農村工学 ,  ICT ,  可能性 ,  水管理 ,  測定法 ,  給水機 ,  操作時間 ,  把握