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J-GLOBAL ID：201802242203216185   整理番号：18A0830431

メタゲノム解析で拓く海洋無脊椎動物の消化管マイクロバイオームの新機能 ウニ類の健苗育成診断への活用と窒素固定微生物共生系の再評価

著者 (1件)： 澤辺智雄 (北大 大学院水産科学研究院)
資料名： 東和食品研究振興会奨励研究報告書
巻： 2016  ページ： 1-7  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： F2161A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ウニ類はヒトと同様の後口動物であり,進化発生学の重要なモデル生物で,消化管構造はヒトに比べて単純であるが,消化管発達過程はヒトと進化的に共有。
・ここでは,消化管微生物叢の構造と子農を宿主を殺すことなく個体ごとにモニタリングできる「Individual Microbiome」のアプローチにより,1)餌料が消化管微生物叢の形成に寄与,2)成長に相関する細菌群が既知の窒素固定細菌に類縁,3)8割の消化管内容物から窒素固定活性を検出,さらに,4)比較的成長の良い1個体でその活性が高いなどを示唆。

シソーラス用語： 遺伝学 ,  ゲノム ,  エゾバフンウニ ,  ウニ ,  *海洋動物 ,  生理学
準シソーラス用語： キタムラサキウニ ,  *メタゲノム解析 ,  *海洋無脊椎動物 ,  *消化管マイクロバイオーム ,  水産生理学

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V)

引用文献 (10件)：

• Cary, G.A. and Hinman V.F. (2017). Dev. Biol. In press.
• Gilbert, S.F.(2015).ギルバート発生生物学,メディカル・サイエンス・インターナショナル.
• Guerinot, M.L. et al. (1982). Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 32, 350-357.
• Hakim, J. A. et al. (2015). Front. Microbiol. 6, 1-11.
• Lozupone et al., (2012). Nature 489, 220-230.

タイトルに関連する用語 (12件)： メタゲノム解析 ,  海洋無脊椎動物 ,  消化管 ,  マイクロバイオーム ,  ウニ類 ,  苗 ,  診断 ,  活用 ,  窒素固定 ,  微生物 ,  共生 ,  評価