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J-GLOBAL ID：201802242276909899   整理番号：18A0131544

Cassia abbreviataからのプロアントシアニジン抽出物はin vivoでの抗酸化および肝保護活性を示す【Powered by NICT】

A proanthocyanidin-rich extract from Cassia abbreviata exhibits antioxidant and hepatoprotective activities in vivo

著者 (6件)： Sobeh Mansour (Institute of Pharmacy and Molecular Biotechnology, Heidelberg University, Im Neuenheimer Feld 364, 69120 Heidelberg, Germany) ,  Mahmoud Mona F. (Department of Pharmacology and Toxicology, Faculty of Pharmacy, Zagazig University, Zagazig 44519, Egypt) ,  Abdelfattah Mohamed A.O. (Department of Chemistry, American University of the Middle East, Eqaila 54200, Kuwait) ,  Cheng Haroan (Institute of Pharmacy and Molecular Biotechnology, Heidelberg University, Im Neuenheimer Feld 364, 69120 Heidelberg, Germany) ,  El-Shazly Assem M. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, Zagazig University, Zagazig 44519, Egypt) ,  Wink Michael (Institute of Pharmacy and Molecular Biotechnology, Heidelberg University, Im Neuenheimer Feld 364, 69120 Heidelberg, Germany)
資料名： Journal of Ethnopharmacology  (Journal of Ethnopharmacology)
巻： 213  ページ： 38-47  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0042A  ISSN： 0378-8741  CODEN： JETHDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cassia abbreviataは中小サイズの分岐傘形落葉樹な大きさのものである。熱帯における広がり,特にアフリカでは,頭痛,下痢,便秘,いくつかの皮膚疾患,マラリア,梅毒,肺炎,胃トラブル,子宮とう痛のような多くの状態の治療のための,淋病に対する伝統薬として長い歴史を有している。はHPLC-PDA-ESI-MS/MSを用いたCassia abbreviataからの根の抽出物の植物化学成分を調べた。もモデル生物として線虫Caenorhabditis elegansを用いてin vitro及びin vivo抗酸化活性を測定した。D ガラクトサミン(D GaIN)誘導肝毒性の肝保護活性を,ラットモデルで研究した。HPLC-PDA-ESI-MS/MS分析は,メタノール抽出物の二次代謝物の同定を可能にした。DPPH及びFRAPアッセイはin vitroで抗酸化活性を決定するために用いた。C.elegansモデルを用いて,ジュグロン誘導された酸化ストレス,細胞内ROS含量,Phsp16~0.2:GFP発現の定量化と細胞内DAF-16:GFP局在下で生存率はin vivo抗酸化活性を決定するために調べた。根抽出物のin vivo肝保護能はラットにおけるD ガラクトサミン(D GaIN)誘導肝毒性を評価した。肝臓過酸化生成物マロンジアルデヒド(MDA)とグルタチオン含量(GSH),同様にアルブミンと総ビリルビン濃度に加えて,肝酵素アラニンアミノトランスフェラーゼ(A LT),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)およびγ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)の活性を測定した。組織病理学的研究も行った。C.abbreviata根抽出物である多価フェノール,特にプロアントシアニジンに富んでいた。HPLC-PDA-ESI-MS/MS分析は,それらの質量スペクトルをもとに57種の化合物の同定をもたらした。(epi)-Catechin,(epi)-afzelechin,(epi)-グイボウルチニドール,および(ent)-cassiaflavan単量体ならびにそれらの二量体,三量体,およびそれらのジアステレオマは,抽出物の主要成分である。全フェノール含量はFolin-Ciocalteu法を用いた等価没食子酸として表現474mg/g根抽出物であった。抽出物はFRAPアッセイでDPPHと19.15mM FeSO_4equivalent/mg試料で6.3μg/mLのEC_50と強力な抗酸化活性を示した。C.elegansモデルでは,抽出物(200μg/mL)は生存率を44.56%増加させることができ,ROSレベルを61.73%まで低下させ,対照群と比較した。100mg kg(b. wt.)によるラットの前処理はMDAを47.36%低下と上昇GSHにより59.1%であった。抽出物は,11%,35.7%および65%A LT,ASTおよびGGT活性の有意な減少を引き起こした。本研究の知見は,C.abbreviata由来のプロアントシアニジン高含有抽出物は肝細胞損傷の1例における肝保護活性のための興味ある候補であるかもしれないことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 二次代謝産物 ,  前処理 ,  アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  肝細胞 ,  肝毒性 ,  *酸化防止 ,  アラニンアミノトランスフェラーゼ ,  酸化ストレス ,  高速液体クロマトグラフィー ,  生存率 ,  多価フェノール ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： 抗酸化活性 ,  *肝臓保護作用 ,  *抽出物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Cassia abbreviata ,  プロアントシアニジン ,  HPLC PDA ESI MS/MS ,  抗酸化剤 ,  肝臓保護 ,  in vivo ,  Caenorhabditis elegans

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： Cassia ,  プロアントシアニジン ,  抽出物 ,  酸化 ,  活性