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J-GLOBAL ID：201802242311589300   整理番号：18A0786450

カポジ肉腫関連ヘルペスウイルスの再活性化と溶菌複製:最新情報【JST・京大機械翻訳】

Reactivation and Lytic Replication of Kaposi’s Sarcoma-Associated Herpesvirus: An Update

著者 (2件)： Aneja Kawalpreet K. (Department of Microbiology, University of Pennsylvania School of Dental Medicine, Philadelphia) ,  Yuan Yan (Department of Microbiology, University of Pennsylvania School of Dental Medicine, Philadelphia)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 8  ページ： 613  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kaposi肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)のライフサイクルは,2つの相,潜在的および溶解から成る。ウイルスは宿主免疫監視を回避し,寿命持続感染の宿主と共生的に融合する戦略として潜伏期を確立する。しかしながら,潜伏期は破壊され,KSHVは溶菌複製への侵入に再活性化される。ウイルスの溶菌複製は,その長期間のリザーバーから疾患の部位への効率的な播種とウイルスの新しい宿主への伝播のために重要である。KSHVライフサイクルにおけるこれらの2つの相のバランスは,ウイルスと宿主の両方にとって重要であり,これらの2つの相の間のスイッチの制御は非常に複雑である。酸化ストレス,低酸素,および特定の化学物質のような様々な環境因子は,KSHVを潜伏期から溶解性再活性化に切り替えることが示されている。免疫抑制,不平衡炎症性サイトカイン,及び他のウイルス性共感染もKSHVの再活性化をもたらす。このレビュー論文は,KSHV再活性化の開始と調節の現在の理解とウイルス溶解複製の過程の基礎となる機構を要約する。特に,KSHV再活性化における即時早期遺伝子産物RTAの中心的役割を広範囲に研究した。これらの研究は,溶解複製カスケードにおけるRTAの多機能的役割と同様に,RTAの活性化における調節の複数の層を明らかにした。後成的調節は,潜伏と溶菌複製の間のKSHVのスイッチに対する制御の重要な層として知られている。ウイルス非コードRNA,PANは,RTAおよび他の溶菌遺伝子のプロモーターにクロマチンリモデリング酵素をもたらすガイドRNAとして役立つことにより,後成的調節に中心的な役割を果たすことが示された。加えて,マイクロペプチドによる調節の新しい次元が出現し,蛋白質レベルでのRTA発現を調節することが示されている。全体として,KSHV再活性化と溶菌複製の広範な研究は,KSHVライフサイクルにおける重要なイベントを制御する洗練された調節ネットワークを明らかにした。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ライフサイクル ,  スイッチ ,  *溶菌 ,  溶解 ,  *ウイルス ,  化学物質 ,  炎症性サイトカイン ,  酸素欠乏 ,  持続感染 ,  酵素 ,  酸化ストレス ,  プロモーター領域 ,  免疫抑制
準シソーラス用語： 環境因子 ,  *再活性化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV) ,  ヒトヘルペスウイルス8(HHV-8) ,  溶菌複製 ,  ウイルス再活性化 ,  RTA

分類 (3件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  臨床腫よう学一般  (GE03010Y) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (5件)： カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス ,  再活性化 ,  溶菌 ,  複製 ,  最新情報