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J-GLOBAL ID:201802242340570079   整理番号:18A0575504

イオン液体アセトニトリル混合物の構造を検出するための赤外プローブとしての水酸基【Powered by NICT】

Hydroxyl group as IR probe to detect the structure of ionic liquid-acetonitrile mixtures
著者 (6件):
資料名:
巻: 1161  ページ: 424-432  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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課題特異的イオン液体(ILs)は,複数の特異性をもたらすILsのカチオンまたはアニオン中に導入された官能基を有するものである。本研究では,ヒドロキシル官能化IL1 (2 ヒドロキシルエチル) 3-メチルイミダゾリウム テトラフルオロボラート([C_2OHMIM][BF_4])とアセトニトリルの間の水素結合相互作用を赤外分光法,過剰分光法,二次元相関分光法,水素核磁気共鳴と密度汎関数理論計算(DFT)と組み合わせたによって詳細に調べた。C2Hよりもヒドロキシル基はカチオンにおける主要な相互作用部位であることが分かった。ν(OH)は,環境,ILの構造変化を反映していると固有プローブとして採用されているV(C Hs)より敏感であった。ν(OH)の領域を調べたところ,過剰分光法およびDFT計算を組み合わせることにより,数種の混合物で同定された。カチオンとアニオン間の水素結合以外に,ヒドロキシル基は二個の同種荷電カチオン間の水素結合の形成を可能にした。ヒドロキシル媒介カチオン-カチオン錯体におけるOH...O水素結合相互作用が協調的,カチオン-アニオン錯体におけるOH...F及びC2H...F水素結合相互作用が反協同的。イオン液体アセトニトリル混合物の性質に及ぼすこれらの詳細な研究は,混合溶媒としてその応用を探索することに光を投じ,二重イオン性水素結合の性質を理解する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  その他の有機化学反応  ,  分子の幾何学的構造一般  ,  分子の電子構造  ,  原子・分子のクラスタ 
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