文献

J-GLOBAL ID：201802242351864008   整理番号：18A1143344

イオン性,双性イオン性および極性溶質の水溶液の拡散【JST・京大機械翻訳】

Diffusion of aqueous solutions of ionic, zwitterionic, and polar solutes

著者 (4件)： Teng Xiaojing (Department of Chemistry, Georgetown University, Washington, DC 20057, USA) ,  Huang Qi (Department of Chemistry, Georgetown University, Washington, DC 20057, USA) ,  Dharmawardhana Chamila Chathuranga (Department of Chemistry, Georgetown University, Washington, DC 20057, USA) ,  Ichiye Toshiko (Department of Chemistry, Georgetown University, Washington, DC 20057, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 148  号： 22  ページ： 222827-222827-7  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン性,双性イオン性および極性溶質の水溶液の特性は多くの分野に興味が持たれている。例えば,水溶液の多くの異常な性質の一つは,異なる一価塩溶液中の水拡散の挙動である。加えて,溶質は水溶液中の蛋白質のような高分子の安定性に影響する。ここでは,塩化ナトリウム,塩化カリウム,トリメチルアミンオキシド(TMAO),尿素,およびTMAO-尿素の水溶液の拡散係数を分子動力学シミュレーションで調べた。単純イオンと尿素の濃度による水の拡散率の減少は溶質と同じ速度で拡散すると考えられるが,水分子の残りは純水とほぼ同じ速度で拡散すると考えられる。一方,TMAOの濃度による水の拡散率の減少は,TMAOに結合した水分子水素による減少に加えて,バルク水分子の拡散速度の減少によって明らかに影響された。言い換えると,TMAOは水の粘度を高めるが,尿素はそれにほとんど影響しない。全体として,水分子の溶質への水素結合とバルクのそれらへの分離は,水への溶質の短距離および長距離効果を理解するための有用な手段を提供することができる。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水素結合 ,  塩化カリウム ,  *溶質 ,  塩化ナトリウム ,  拡散係数 ,  水素 ,  水分子 ,  純水 ,  粘度 ,  *水溶液 ,  *イオン ,  *双性イオン ,  計算機シミュレーション ,  *極性 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 溶液論一般  (CB05010Z)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン性 ,  双性イオン ,  極性 ,  溶質 ,  水溶液 ,  拡散