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J-GLOBAL ID：201802242354488848   整理番号：18A0153542

長非コード化RNA RMSTサイレンシングは中大脳動脈閉塞(MCAO)誘発虚血性脳卒中から保護する【Powered by NICT】

Long non-coding RNA RMST silencing protects against middle cerebral artery occlusion (MCAO)-induced ischemic stroke

著者 (2件)： Hou Xiao-Xia (Department of Neurology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University, Nanjing, 210029, China) ,  Cheng Hong (Department of Neurology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University, Nanjing, 210029, China)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 495  号： 4  ページ： 2602-2608  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長鎖非コードRNA(lncRNA)は,神経学的疾患における主要な調節因子として出現した,脳虚血障害におけるそれらの役割を明らかにする虚血性脳卒中を治療するための新しい標的を提供するかもしれない。本研究では,中大脳動脈閉塞(MCAO)誘発マウス脳損傷におけるlncRNA RMSTの役割を調べた。RMST発現レベルは酸素-グルコース欠乏(OGD)処理した初代海馬ニューロン,MCAO起因損傷脳,虚血性脳卒中患者の血漿で有意にアップレギュレートされることを示した。RMSTサイレンシングはin vivoでMCAO起因虚血性脳損傷およびin vitro OGD誘導初代海馬ニューロン損傷を防御した。RMST shRNAの脳室内投与は脳RMST発現,減少した脳梗塞サイズ,および改良された神経機能を有意に減少させた。まとめると,この研究では,lncRNAが虚血性脳障害の病因に関与しているという証拠を提供し,虚血性脳卒中の治療におけるRMST阻害の有望なアプローチを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 病因 ,  血漿 ,  *遺伝子サイレンシング ,  脳虚血 ,  神経系疾患 ,  患者 ,  *RNA【核酸】 ,  脳梗塞 ,  脳損傷
準シソーラス用語： 虚血性脳障害 ,  神経機能 ,  脳室内投与 ,  海馬ニューロン ,  *虚血性脳卒中 ,  *中大脳動脈閉塞症 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 長鎖非コードRNA ,  の虚血性脳卒中 ,  中大脳動脈閉塞症の1例

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (6件)： コード化 ,  RNA ,  サイレンシング ,  中大脳動脈閉塞 ,  誘発 ,  虚血性脳卒中