文献

J-GLOBAL ID：201802242369319010   整理番号：18A0781930

蛋白質ユビキチン化によるAMPA受容体輸送の調節【JST・京大機械翻訳】

Regulation of AMPA Receptor Trafficking by Protein Ubiquitination

著者 (4件)： Widagdo Jocelyn (Clem Jones Centre for Ageing Dementia Research, Queensland Brain Institute, The University of Queensland) ,  Guntupalli Sumasri (Clem Jones Centre for Ageing Dementia Research, Queensland Brain Institute, The University of Queensland) ,  Jang Se E. (Clem Jones Centre for Ageing Dementia Research, Queensland Brain Institute, The University of Queensland) ,  Anggono Victor (Clem Jones Centre for Ageing Dementia Research, Queensland Brain Institute, The University of Queensland)
資料名： Frontiers in Molecular Neuroscience (Web)  (Frontiers in Molecular Neuroscience (Web))
巻： 10  ページ： 347  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7082A  ISSN： 1662-5099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 興奮性シナプスの強度と連結性における塑性変化の基礎となる分子機構は,過去数十年にわたって広範囲に研究され,学習と記憶の最も魅力的な細胞モデルのままである。シナプス可塑性を調節する主要な機構の一つは,神経細胞膜上のα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)型グルタミン酸受容体含量の動的調節である。表面AMPA受容体(AMPAR)の発現は,受容体の生合成,樹状突起輸送,エキソサイトーシス,エンドサイトーシス,リサイクリングおよび分解の間の微妙なバランスにより制御される。これらの過程は,AMPAR相互作用蛋白質およびそれらの細胞質ドメイン上で起こる種々の翻訳後修飾により動的に調節される。ここ数年,蛋白質ユビキチン化はAMPAR細胞内輸送の主要調節因子として出現した。AMPARユビキチン化の調節不全はAlzheimer病の病態生理にも関与している。ここでは,この分野における最近の進歩をレビューし,AMPAR膜輸送と機能の調節における蛋白質ユビキチン化の役割に関する洞察を提供する。また,AMPARの異常なユビキチン化がアルツハイマー病,慢性ストレスおよびてんかんを含む様々な神経障害の病因にどのように寄与するかについて議論する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Alzheimer病 ,  細胞膜 ,  病因 ,  *AMPA受容体 ,  塑性 ,  エンドサイトーシス ,  相互作用 ,  *ユビキチン ,  細胞内輸送 ,  樹状突起 ,  病態生理 ,  *ユビキチン化 ,  エキソサイトーシス
準シソーラス用語： シナプス可塑性 ,  分子機構 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： AMPA受容体 ,  ユビキチン ,  E3リガーゼ ,  脱ユビキチン化酵素(DUB) ,  エンドソーム選別 ,  リソソーム ,  蛋白質分解 ,  シナプス可塑性

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛋白質 ,  ユビキチン化 ,  AMPA受容体 ,  輸送 ,  調節