文献

J-GLOBAL ID：201802242432016315   整理番号：18A0572359

口腔疾患における組織特異的ステロイド代謝の役割:臨床的意義【Powered by NICT】

Role of tissue-specific steroid metabolism in oral disease: Is there any clinical implication?

著者 (1件)： Cirillo N (Melbourne Dental School and Oral Health CRC, The University of Melbourne, Melbourne, VIC, Australia)
資料名： Oral Diseases  (Oral Diseases)
巻： 24  号： 1-2  ページ： 224-227  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2707A  ISSN： 1354-523X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 口腔グルココルチコイド系の発見は口腔における内因性および外因性コルチコステロイドの影響を理解するための新しい概念的枠組みを提供した。例えば,カンゾウ誘導体は長い口腔炎症性条件の治療に用いられている,それは,グリシルレチン酸,カンゾウ根の主構成は11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11β HSD)2型を阻害する,局所的コルチソルレベルを増加させることが知られている。11β-HSD阻害剤/活性化剤による不活性なコルチゾン及び活性なコルチゾール間の局所的相互変換を目標とする口腔炎症および自己免疫状態の治療のための潜在的に有利な戦略を提案した。癌関連糖質コルチコイドシステムの最近の特性化は,口腔疾患におけるコルチゾール代謝の意味に広がっていた。新たな証拠は,癌患者における,おそらく潜在的悪性口腔疾患の合成コルチコステロイドの使用に疑問を呈した。例えば,癌細胞によるコルチゾール産生は腫瘍特異的CD8~+T細胞を阻害し,移動と浸潤を促進し,in vitroで化学療法抵抗性を誘導することが示されている。本視点では,口腔癌と免疫とその潜在的な臨床的意義における局所ステロイド代謝の役割の最近の証拠を概説した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カンゾウ ,  口内炎 ,  *口腔 ,  腫瘍 ,  *口腔疾患 ,  副腎皮質ホルモン ,  腫瘍細胞 ,  キャラクタリゼーション ,  自己免疫 ,  *代謝 ,  グルココルチコイド ,  薬物療法 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： *臨床評価 ,  *ステロイド代謝 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 11β-HSD ,  癌 ,  コルチゾール ,  ケラチノサイト ,  口腔免疫学

分類 (4件)： 歯と口腔の腫よう  (GT04000N) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素生理  (EJ02020P)

物質索引 (1件)： コルチゾール

タイトルに関連する用語 (5件)： 口腔疾患 ,  組織 ,  ステロイド代謝 ,  役割 ,  臨床的意義