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J-GLOBAL ID：201802242531182734   整理番号：18A1355921

発生中のチョウ目における三倍長波長オプシンのユニークな時間的発現【JST・京大機械翻訳】

Unique Temporal Expression of Triplicated Long-Wavelength Opsins in Developing Butterfly Eyes

著者 (4件)： Arikawa Kentaro (Laboratory of Neuroethology, Department of Evolutionary Studies of Biosystems, Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI)) ,  Iwanaga Tomoyuki (Graduate School of Integrated Science, Yokohama City University) ,  Wakakuwa Motohiro (Laboratory of Neuroethology, Department of Evolutionary Studies of Biosystems, Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI)) ,  Kinoshita Michiyo (Laboratory of Neuroethology, Department of Evolutionary Studies of Biosystems, Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI))
資料名： Frontiers in Neural Circuits (Web)  (Frontiers in Neural Circuits (Web))
巻： 11  ページ： 96  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7037A  ISSN： 1662-5110  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子重複事象の後に,結果としての遺伝子コピーの発現パターンは,空間的および時間的にしばしば発散することができる。ここでは,異なるが重複するパターンで発現され,時間的に発散する発現を示す遺伝子重複について報告する。チョウは,典型的に3つのタイプの不均一なオマmatiを有する,洗練された色の視覚とスペクトル的に複雑な眼を持っている。チョウPapilio xuisの眼は,1つの紫外線(UV)と1つの青色吸収視覚色素に加えて,2つの緑と1つの赤吸収視覚色素を発現する。これらの視覚色素のオプシンをコードするmRNAを,蛹期を通して発生中の眼ディスクに局在させた。UVとブルーオプシンのmRNAは,蛹発生(pd)において初期に発現し,それらが出現するommatidiumの型を特定する。赤色感受性光受容体は最初に緑オプシンmRNAを発現し,それは赤オプシンmRNAにより後に置換される。広帯域光受容体(緑と赤オプシンを共発現する)は最初に緑オプシンmRNAを発現し,後に赤オプシンmRNAに変化し,最後に赤mRNAに加えて緑オプシンmRNAを再発現する。オプシンmRNAの独特の時間的および空間的発現パターンは,視覚色素の進化を反映し,チョウのスペクトル的に複雑な眼が進化した方法を理解するための手掛かりを提供する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 紫外線 ,  視覚 ,  mRNA ,  遺伝子 ,  感受性 ,  ロドプシン ,  スペクトル ,  *オプシン ,  視色素 ,  昆虫類 ,  光受容体 ,  複眼 ,  広帯域 ,  遺伝子重複
準シソーラス用語： 共発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 昆虫 ,  複眼 ,  Ommatidium ,  感光体 ,  開発 ,  アイディスク ,  視覚色素 ,  ロドプシン

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： チョウ ,  長波 ,  オプシン ,  発現