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J-GLOBAL ID:201802242543521523   整理番号:18A1860262

RGS非感受性Gα2蛋白質を発現するマウスの抗うつ剤様表現型における海馬5-HT1A受容体の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of hippocampal 5-HT1A receptors in the antidepressant-like phenotype of mice expressing RGS-insensitive Gαi2 protein
著者 (6件):
資料名:
巻: 141  ページ: 296-304  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Gα_i2蛋白質(G184S)における単一塩基変異は,G蛋白質シグナル伝達(RGS)蛋白質の調節因子の負の調節効果に非感受性のGαサブユニットを与える。Gα_i2(RGSi Gα_i2)のこのRGS非感受性(RGSi)変異体を発現するマウスは,5-HT1A受容体(5-HT1AR)拮抗剤WAY100635による治療により可逆的な自発的抗うつ様表現型を示す。ここで著者らは,RGSi Gα_i2knock インマウスの海馬における5-HT1ARの活性増加が,観察された抗うつ薬様行動の発現の原因であるという仮説を試験する。5-HT1ARきっ抗薬WAY100635またはアゴニスト8-OH-DPATを両側海馬内注入カニューレを介して投与し,尾懸垂試験(TST)を用いて抗欝様行動を評価した。WAY100635は,RGSi Gα_i2knock インマウスの抗うつ様表現型を逆転させ,8-OH-DPATは,全身WAY100635により遮断された野生型マウスにおいて抗欝様反応を生じた。更に,RGS19/4阻害剤CCG-203769の海馬内注入は,雌マウスにおいて抗欝様効果を生じた。ex vivoスライス記録により,海馬CA1錐体ニューロン興奮性の5-HT1AR仲介減少がRGSi Gα_i2knock インマウスにおいて増強されることを確認した。リガンド結合により測定した海馬5-HT1AR発現に変化はなかったが,Gαi蛋白質には代償的減少があった。これらの知見は,海馬5-HT1ARシグナル伝達のRGS蛋白質制御が,RGSi Gα_i2knock インマウスにおける抗うつ様表現型を説明するのに必要で十分であり,海馬で高度に発現するRGS蛋白質が新しい抗うつ療法の標的として研究されるべきであることを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  生物学的機能 

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