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J-GLOBAL ID:201802242557692171   整理番号:18A0512546

アジソン病とHLA感受性における単球のCCL-2,IL6およびCD14転写に及ぼすビタミンDの効果【Powered by NICT】

Vitamin D effects on monocytes’ CCL-2, IL6 and CD14 transcription in Addison’s disease and HLA susceptibility
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巻: 177  ページ: 53-58  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Addison病は,副腎機能不全及び生涯グルココルチコイド依存性につながる稀な自己免疫疾患である。ビタミンD受容体(VDR)多型とビタミンD欠乏はAddison病にかかりやすくさせる。本研究の目的は,アジソン病における単球に与える抗炎症ビタミンDの効果を調べるために,炎症性CCL-2とIL6に焦点を当て,単球CD14マーカーにした。Addison病は,明確なHLA感受性対立遺伝子と遺伝的に関連している。を解析し,HLA遺伝子型は単球マーカーに及ぼすビタミンDの効果に対し異なっていた。CD14~+単球はAddison病患者(AD, n=13)と健常対照者(HC, n=15)から分離され,炎症性刺激剤として1,25 ジヒドロキシビタミンD_3とIL1βで刺激した。細胞はCCL-2,IL6とCD14のmRNA発現のために処理し,DNA試料は主要組織適合性クラス(MHC)クラスIIコードHLA DQA1DQB1ハプロタイプの遺伝子型を決定した。AD患者およびHC(AD p<0.001; HC p<0.0001)の両方からのIL1β誘導単球におけるビタミンD治療後CCL-2のダウンレギュレーションを見出した。CD14発現は,ビタミンD処理(それぞれp<0.001)後のHCおよびAD患者でアップレギュレートされた。HCはビタミンD治療(p=0.04)後のAD患者よりも高いCD14転写レベルを示した。IL1β誘発炎症と比較して,HCはビタミンD治療(p<0.001)後のCD14レベルを増加し,AD患者の単球のIL1β誘発CD14発現はビタミンD治療(p=0.8)後に変化しなかった。HLA高リスクハプロタイプを有するAD患者は中等度リスクHLAキャリア(p=0.05)と比較してIL1β誘発炎症後の増加CCL-2発現を示した。IL1βとビタミンD共刺激後HC単球のCD14転写はHLAリスクプロファイルに従って異なっていた。ビタミンDはHLAリスク遺伝子型により調節されるAD患者の単球上の抗炎症効果を発揮できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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ビタミンD  ,  細胞生理一般  ,  生殖生理一般  ,  遺伝子発現 

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