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J-GLOBAL ID:201802242604034818   整理番号:18A1487238

げっ歯類における種内および種間涙液蛋白質シグナルの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of an Intra- and Inter-specific Tear Protein Signal in Rodents
著者 (14件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 1213-1223.e6  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0287A  ISSN: 0960-9822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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げっ歯類は,外部環境からの種間および種内情報の両方を獲得するために,vo鼻嗅覚システムを使用し,適切な行動を取る。例えば,捕食者種からの尿蛋白質はマウスにおいて回避を誘導するが,雄マウスからのそれらは雌マウスを誘引する。尿蛋白質に加えて,最近の研究は,マウスにおける特異的なコミュニケーションのための涙蛋白質の重要性を強調している。しかし,他の種の涙液が社会的シグナルを仲介するかどうかは不明のままである。ここで著者らは,シスタチン関連蛋白質1(ratCRP1)と呼ばれるラット(マウスの捕食者)における涙腺蛋白質がマウスの鼻腔系を活性化することを示す。この蛋白質は,ステロイドホルモン依存的に成体雄ラットにより特異的に産生され,雌ラットのvo鼻系を活性化し,停止行動を増強する。マウスにより検出されると,ラチェットCRP1は内側視床下部防御回路を活性化し,体温と心拍数の低下と結びついた移動の低下をもたらす。注目すべきことに,RatCRP1はVmn2r28を含む複数のマウス2型vomeronasal受容体により認識される。vmn2r28のCRISPR/Cas9仲介欠失は,マウスにおける視床下部中心のラチェット1誘導神経活性化と運動活性の低下の両方を障害した。まとめると,これらのデータはラットにおける涙液化合物がマウスの行動に影響する神経および分子基盤を明らかにする。さらに,本研究は捕食者種における内部特異的シグナルを仲介する単一化合物が被食種における相互特異的シグナルとして機能することを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  生殖生理一般 
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