文献
J-GLOBAL ID:201802242615234288   整理番号:18A0582210

潮間帯魚の筋肉成長に関与するシグナル伝達経路に影響を及ぼす海洋湧昇条件【Powered by NICT】

Oceanographic upwelling conditions influence signaling pathways involved in muscle growth of intertidal fish
著者 (12件):
資料名:
巻: 218  ページ: 37-43  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分子および生理学的アプローチを用いて,成長などの生物学的過程に及ぼす湧昇海洋学的条件の影響を扱った研究はほとんどない。湧昇条件は低温海水と高栄養素アベイラビリティ,生息場所は,種々のレベルの生物学的複雑性の動物の能力を調節するかを理解するために,理想的な機会を表すによって特性化した。完全/制限された食品飼料と高/低海水温を考慮した実験試験下の筋肉成長(蛋白質キナーゼB(AKT)及び細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK))に関与する量,酸素消費量,蛋白質含量,及び重要なシグナル伝達経路における種内変動を評価することを目的とした。この目的のために,Girella laevifrons,南東太平洋岸に沿った岩石潮間帯に生息する最も豊富な魚種の1つを研究した。湧昇(U)と非湧昇(NU)ゾーンから得られた魚を用いて,U動物は両対照試験中に高い成長性能を示し,体重増加(3 g),より低い酸素消費(12%),およびより高い蛋白質含有量(20%)を用いたことを報告した。ERKのみが試験(NUおよびU魚間の約2倍ダウンレギュレーション)間で有意差を示した。もU魚はNU魚と対照的に高水温と制限された食品飼料における蛋白質ユビキチン化を増加することを見出した。著者らの結果は,湧昇条件は,生理的および分子レベルでの魚の成長に影響する可能性があるかを明らかにするのに役立つ。なお,将来の分析は動物へのUとNU条件の影響だけでなく,養殖業におけるこのデータの応用の可能性に関する情報を改善する必要がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類  ,  脂質の代謝と栄養 

前のページに戻る