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J-GLOBAL ID：201802242669509738   整理番号：18A0724732

セレノエーテル官能化イオン液体の熱力学的性質とセレン化亜鉛ナノ粒子合成への利用【JST・京大機械翻訳】

Thermodynamic properties of selenoether-functionalized ionic liquids and their use for the synthesis of zinc selenide nanoparticles

著者 (10件)： Klauke Karsten (Institut fuer Anorganische Chemie und Strukturchemie, Heinrich-Heine-Universitaet Duesseldorf, Universitaetsstrasse 1, 40225 Duesseldorf, Germany. [e-mail]) ,  Zaitsau Dzmitry H. ,  Buelow Mark ,  He Li ,  Klopotowski Maximilian ,  Knedel Tim-Oliver ,  Barthel Juri ,  Held Christoph ,  Verevkin Sergey P. ,  Janiak Christoph
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 47  号： 14  ページ： 5083-5097  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N-[(フェニルセレノ)メチレン]ピリジニウム(1),N-(メチル)-(2)およびN-(ブチル)-N‘-[(フェニルセレノ)メチレン]イミダゾリウム(3)]の3種のセレノエーテル-官能化イオン液体(IL)を,ピリジン,N-メチルイミダゾールおよびN-ブチルイミダゾールからその場得られたフェニルセレノメチルクロリドを用いて調製し,続いてイオン交換を行い,望ましい化合物を得た。上記カチオン(1-Br,2-BPh_4及び3-BPH_4)の臭化物及びテトラフェニルホウ酸塩の結晶構造は望ましいカチオンの形成を確認し,カチオンとアニオン間の支配的Coulomb相互作用の他に多数の異なる超分子相互作用を示した。合成した[NTf_2]含有ILsの蒸発エンタルピーを水晶微量天秤法(QCM)により測定し,それらの密度を振動Uチューブで測定した。これらの熱力学データを用いて,電解質摂動鎖統計会合流体理論(ePC-SAFT)法によるモデリングと同様に,Hildebandt溶解度パラメータを用いてセレン含有ILs中の従来の溶媒の混和性を評価する方法を開発した。さらに,セレノエーテル官能化と同様に形成されたアリール置換イミダゾリウムとピリジニウムベースのILsの間の構造-特性関係を分析し,ILの蒸発エンタルピーへのセレン部分の寄与がメチレン(CH_2)基の寄与に等しいことを示した。グループ寄与法によるILsの蒸発エンタルピーを予測するための増分アプローチを開発した。マイクロ波照射下でのこれらのILと酢酸亜鉛二水和物との反応は,反応条件に依存して,4~10nmの間の平均直径のZnSeナノ粒子をもたらした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン液体 ,  蒸発熱 ,  *ナノ粒子 ,  マイクロ波照射 ,  相溶性 ,  *官能化 ,  カチオン ,  結晶構造 ,  *セレン ,  水和物 ,  臭化物 ,  モデリング ,  電解質 ,  アニオン

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (1件)： イミダゾリウム

タイトルに関連する用語 (5件)： 官能化 ,  イオン液体 ,  熱力学的性質 ,  セレン化亜鉛 ,  ナノ粒子合成