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J-GLOBAL ID:201802242680908893   整理番号:18A0791365

非給餌および部分的に給餌されたAmblyomma sculptum ticksの唾液腺トランスクリプトームの分析および唾液の記述プロテオーム【JST・京大機械翻訳】

Analysis of the Salivary Gland Transcriptome of Unfed and Partially Fed Amblyomma sculptum Ticks and Descriptive Proteome of the Saliva
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 476  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ダニは,広範囲の病原性微生物を脊椎動物宿主に伝達する,血液摂食性エクトパラサイトに必須である。Amblyomma sculptumはRickettsia rickettsiiのベクターであり,Rocky山斑点熱(RMSF)の原因物質で,ヒトに影響を及ぼす最も致死的なリケッチア症である。ダニによる病原体の伝達は主に摂食過程の生理学と関連していることが知られている。食事により獲得される病原体は,唾液を介したその後の血液供給中に伝達されるために,最初にダニ腸と後に唾液腺(SG)をコロニー化する必要がある。ダニ唾液は,宿主の止血と防御機構の両方に対抗するために,抗凝固,抗血小板凝集,血管拡張,抗炎症および免疫調節特性を有する生物活性分子の複雑な混合物を含む。ダニ摂食の促進に加えて,唾液の特性は宿主における病原体の生存と確立にも役立つ可能性がある。本研究では,無給餌A.sculptumダニのシアロトランスクリプトームと,次世代RNA配列決定(RNA-seq)を用いてウサギに72時間給餌したものを比較した。得られたリードの合計は,異なる機能クラスに分布する9560のコード配列(CDSs)で組み立てられた。リポカリン,ムチン,プロテアーゼ阻害剤,グリシンに富む蛋白質,メタロプロテアーゼ,8.9kDaスーパーファミリーメンバー,および免疫関連蛋白質を含む分泌蛋白質をコードするCDSSは,主に血液供給によりアップレギュレーションされた。選択されたCDSsは逆転写(RT-qPCR)により先行するリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応により分析され,RNA-seqにより得られた転写プロファイルを裏付けた。最終的に,タンデム質量分析(LC-MS/MS)分析と結合した高速液体クロマトグラフィーは,96~120時間にわたって供給されたダニの唾液中の124の蛋白質を明らかにした。これらの蛋白質の59の対応するCDSsは,与えられたダニのSGにおいて上方制御された。著者らの知る限りでは,これはA.sculptum唾液のプロテオームに関する最初の報告である。同定された蛋白質の機能的特性化は,抗止血,抗炎症および抗細菌活性を有する薬理学的生物生成物と同様にR.rickettsii伝染のダニ制御および/またはブロッキングのためのワクチンを開発する潜在的な標的を明らかにする可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  動物の生化学  ,  口腔,食道 

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