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J-GLOBAL ID：201802242712760043   整理番号：18A0276422

原始惑星系円盤のCRコンドライトのコンドルール形成領域における~26Alの分布【Powered by NICT】

Distribution of ²⁶Al in the CR chondrite chondrule-forming region of the protoplanetary disk

著者 (8件)： Schrader Devin L. (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean and Earth Science and Technology, University of Hawai‘i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Nagashima Kazuhide (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean and Earth Science and Technology, University of Hawai‘i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Krot Alexander N. (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean and Earth Science and Technology, University of Hawai‘i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Ogliore Ryan C. (Hawai‘i Institute of Geophysics and Planetology, School of Ocean and Earth Science and Technology, University of Hawai‘i at Manoa, Honolulu, HI 96822, USA) ,  Yin Qing-Zhu (Department of Earth and Planetary Sciences, University of California-Davis, One Shields Avenue, Davis, CA 95616, USA) ,  Amelin Yuri (Research School of Earth Sciences, Australian National University, Canberra 2601, Australia) ,  Stirling Claudine H. (Department of Chemistry and Centre for Trace Element Analysis, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand) ,  Kaltenbach Angela (Department of Chemistry and Centre for Trace Element Analysis, University of Otago, PO Box 56, Dunedin 9054, New Zealand)
資料名： Geochimica et Cosmochimica Acta  (Geochimica et Cosmochimica Acta)
巻： 201  ページ： 275-302  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0062A  ISSN： 0016-7037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱物学,岩石記載学,レナッツォ状炭素質(CR)コンドライトGraves Nunataks95229Grosvenor山脈03116,Pecora Escarpment91082,Queen Alexandra範囲99177から八斑状コンドルール(七FeOに乏しいと1つのFeOに富む)のin situ測定された酸素とMgの同位体組成,微量水性変質と非常に温和な熱変成作用を経験したについて報告した。は,これらのプロセスがこれらのいん石中のコンドリュールの酸素またはAl-Mg同位体システマティクスを修飾していることを証拠を見出さなかった。個々のコンドルール中のカンラン石,低Ca輝石,斜長石は類似の酸素同位体組成を有し,同位体的に均一な融液からの結晶化を示唆した。唯一の例外はコンドリュールの二中の溶残り結晶である;これらの結晶粒は宿主コンドリュールの斑晶に比べて~酸素同位体異常。FeOに富むコンドリュールのみが~26mgの分解可能な過剰を示し,(2.5±1.6)×10~ 6(±2SE)の推定初期~26Al/~27Al比[(~26Al/~27Al)0]に相当する。CRコンドリュール(長島.,2014,Geochem.J.48、561-)の以前に報告されたAl-Mg同位体システマティクスとこれらの結果を組み合わせて,測定した22コンドリュール(32%)の7は~26mgの分解可能な過剰を示した。過剰~26mgの存在は,コンドリュール珪酸塩のFeO含有量とは相関しなかった。対照的に,弱変成(岩石学的タイプ3.0 3.1)非平衡普通コンドライト(UOCs),オルナンのような炭素質(CO)コンドライト,および非分類炭素質コンドライトAcfero94 094の実質的にすべてのコンドルールは~26mgの分解可能な過剰を示した。CRコンドリュールの推定(~26Al/~27Al)0(1.0±0.4)×10~ 6から(6.3±0.9)×10~ 6~26mg範囲の分解可能な過剰,UOCs,CO,とAcfero94 094から大部分コンドリュールの(~26Al/~27Al)0よりも低かった。推定(~26Al/~27Al)0に基づいて,CRコンドリュールの三個体群が認められる低(~26Al/~27Al)0(<3× 10~ 6)によって特性化集団が支配的であった。はこれらの集団の間の主要及び微量元素や同位体組成を有する顕著な傾向はない。測定22CRコンドリュールの加重平均(~26Al/~27Al)0は(1.8±0.3)×10~ 6であった。~26Al-~26mg年代(加重平均値を用いた)およびCRコンドライト(Amelin.,2002科学297~1678)のコンドルールの~207Pb-~206Pb年齢修正(137.7789±0.0085のバルクCRコンドライトの~238U/~235U比を用いて)の間の明らかな一致は標準的なレベル(~5.2× 10~ 5)でCRコンドライトのコンドルール形成領域における初期~26Al/~27Al比と一致し,CRコンドリュールのクロノメータとして~26Al-~26mg系統の使用を可能にした。CRコンドリュールの~26Alの経時的重要性を証明するために,個々のコンドリュールにAl-Mg及びU-Pb同位体システマティクスの測定が必要である。CRコンドリュール間の数世代の存在は後コンドリュール形成イベントによるCRコンドライト親小惑星回避融解に付加したいくつかのコンドリュールを示し,コンドリュール形成プロセスは比較的限られた空間スケールで発生しているかもしれないことを示唆する。CRコンドライト母天体の付加は正準~26Al/~27Al比を有するCAIの形成後>4.0 0.3+0.5Maで起こり,CRコンドリュールの主要な個体群の形成後の急速な降着は我々のデータにより必要ではなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カルシウム ,  かんらん石 ,  結晶化 ,  同位体存在比 ,  岩石学 ,  キャラクタリゼーション ,  変成作用 ,  マグネシウム ,  小惑星 ,  ケイ酸塩 ,  微量元素 ,  *コンドルール ,  酸素 ,  炭素質コンドライト ,  斜長石 ,  アルミニウム

著者キーワード (7件)： ~26Al ,  年代学 ,  酸素同位体 ,  CRコンドライト ,  Renazzo ,  コンドリュール ,  降着

分類 (1件)： 流星,すい星,いん石  (DB04040A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 原始惑星系円盤 ,  Cr ,  コンドライト ,  コンドルール ,  形成領域 ,  分布