文献

J-GLOBAL ID：201802242781499715   整理番号：18A1716731

グリシン受容体は酸素-グルコース欠乏による海馬ニューロン損傷に関与する【JST・京大機械翻訳】

Glycine receptors are involved in hippocampal neuronal damage caused by oxygen-glucose deficiency

著者 (3件)： Lushnikova Iryna (Department of Cytology, O.O.Bogomoletz Institute of Physiology, National Academy of Sciences, Kiev, Ukraine) ,  Maleeva Galyna (Aix-Marseille University, INSERM, INS, Institut de Neurosciences des Systemes, Marseille, France) ,  Skibo Galyna (Department of Cytology, O.O.Bogomoletz Institute of Physiology, National Academy of Sciences, Kiev, Ukraine)
資料名： Cell Biology International  (Cell Biology International)
巻： 42  号： 10  ページ： 1423-1431  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0950A  ISSN： 1065-6995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリシン受容体(GlyRs)は,中枢神経系(CNS)におけるリガンド-ゲート化サイスループ受容体のファミリーに属し,速い阻害性神経伝達を効果的にする。それらは,種々の脳領域における神経興奮性の調節と同様に,感覚情報の運動,呼吸,および処理のような多くの生理学的過程に関与している。GlyRは海馬における興奮性/抑制性バランスの維持において重要な役割を果たし,種々の脳病理の発生に関与する。本研究において,海馬切片の器官型培養における対照及び30分の酸素-グルコース枯渇(OGD)後の錐体ニューロン及び星状細胞によるGlyRsの表面発現を調べた。著者らの研究は,OGDの4時間後に,錐体ニューロンに関連するGlyR陽性染色の減少と,星状細胞の表面におけるGlyRs発現の相対的安定性を示した。これらのデータは,GlyRs機能不全がOGDにより誘導されるニューロン損傷の増強をもたらす有意な付加的因子を表すことを示す。GlyRsの薬理学的調節は,酸素-グルコース欠乏の負の結果の補正のための研究の有望な手段である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 機能障害 ,  脳疾患 ,  興奮 ,  *海馬 ,  神経伝達 ,  薬理学 ,  *グリシン受容体 ,  *ニューロン ,  染色 ,  星状細胞 ,  錐体細胞
準シソーラス用語： 神経 ,  リガンド ,  *海馬ニューロン ,  *グルコース欠乏 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アストログリア ,  グライルス ,  海馬 ,  神経変性 ,  錐体ニューロン

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： グリシン受容体 ,  酸素 ,  グルコース欠乏 ,  海馬ニューロン ,  損傷