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J-GLOBAL ID:201802242832268591   整理番号:18A0131826

Nrf2の過剰発現は胃癌におけるP糖蛋白質のアップレギュレーションと関連している【Powered by NICT】

Nrf2 overexpression is associated with P-glycoprotein upregulation in gastric cancer
著者 (14件):
資料名:
巻: 97  ページ: 286-292  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化学療法薬の有効性は多剤耐性(MDR)表現型の発生による胃癌(GC)患者において非常に貧弱であった。核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)をP-糖蛋白質(P gp)を含む第II相解毒酵素,抗酸化剤および排出輸送体を調節する重要な転写因子である。本研究の目的は,Nrf2とP-gpの会合とGC患者における臨床病理学的基準との相関を調べることであった。mRNAと蛋白質レベルの両方におけるNrf2とMDR1/P-gp発現はそれぞれ,非GC患者におけるそれらの発現と比較して内視鏡生検試料from60GC患者におけるリアルタイムPCRと免疫組織化学染色(IHC)により調べた。IHC検査の結果は,GC患者(46.7%)におけるNrf2発現はmRNAレベルのリアルタイムPCRにより確認された非GC個体(11.7%)のそれより著しく高かった(p<0.001,Mann-Whitney試験)ことを明らかにした。薬物排出ポンプとしてのP-gpの誘導は,これらの試料におけるNrf2過剰発現(r=0.55, p<0.001)と関連していた。Nrf2過剰発現と腫瘍の大きさ,組織学的悪性度,リンパ節転移および遠隔転移との間に強い相関が存在したP-gpアップレギュレーションは,組織学的グレードと腫瘍サイズ(カイ二乗,全てp<0.05)とのみ相関することが分かった。著者らの結果は,Nrf2発現の治療的阻害は,P-gp発現のダウンレギュレーションによるGC患者の化学療法剤の効果を向上させることができることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  生物学的機能 
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