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J-GLOBAL ID:201802242846948160   整理番号:18A1197032

胸膜感染症の診断と予後の確立における血清プロカルシトニンの役割【JST・京大機械翻訳】

The role of serum procalcitonin in establishing the diagnosis and prognosis of pleural infection
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 30  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7545A  ISSN: 1465-993X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】細菌性胸膜感染症は,適切な調査と治療を可能にするために迅速な同定を必要とする。非感染性炎症過程により上昇できるC反応性蛋白質(CRP)および白血球数(WCC)のような一般的に使用されるバイオマーカーとは対照的に,プロproc(PCT)は細菌感染の特異的バイオマーカーとして提案されている。この役割におけるPCTの有用性は,まだ大きな前向き試験において検証されていない。本研究は,細菌性胸膜感染症の診断を確立する際に,血清PCTがCRPおよびWCCより優れているかどうかを同定することを目的とした。【方法】2008年と2013年の間の三次胸膜サービスを提示している安全な患者を,確立された胸膜疾患研究に募集した。胸水と関連する臨床情報を保存するために同意を得た。血清CRP,WCCおよびPCTを測定した。診断は,最小12か月後に2つの独立したコンサルタントにより一致した。研究は,STARD報告ガイドラインに従って行われ報告された。【結果】試験に登録された80/425患者は,感染に二次的な片側胸水を有した。10/80(12.5%)患者は,陽性胸水微生物学を有した。浸出液のウイルス原因の調査は行われなかった。結論:片側性非診断胸水を有する成人患者425名のROC曲線分析は,細菌性胸膜感染の同定のためにPCT(AUC0.77),WCC(AUC0.77)またはCRP(AUC0.85)の診断有用性に統計的有意差を示さなかった。血清プロカルシcit>0.085μg/lは,胸膜感染の同定のために,それぞれ0.69,0.80,0.46および0.91の感度,特異性,陰性予測値および陽性予測値を有する。プロカルシcitの診断的有用性は,以前の抗生物質使用により影響されなかった(p=0.80)。結論:本研究は,細菌性胸膜感染症の診断のために,血清プロカルシcitがCRPとWCCより優れていないという証拠を提示する。本研究は,片側性胸水を有するすべての患者におけるルーチンのプロカルシonin試験が有益ではないが,更なる研究が利益を得る可能性のある特定の患者サブセットを同定する可能性があることを示唆する。試験登録は,英国臨床研究ネットワーク(UKCRN ID8960)で登録した。試験は,南西地方倫理委員会(倫理承認番号08/H0102/11)によって承認された。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの診断  ,  呼吸器の腫よう  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (25件):
  • Thorax; Management of pleural infection in adults: British thoracic society pleural disease guideline 2010; 65; Suppl 2; 2010; ii41-ii53; CR1;
  • Am J Respir Crit Care Med; The bacteriology of pleural infection by genetic and standard methods and its mortality significance; NA Maskell, S Batt, EL Hedley, CW Davies, SH Gillespie, RJ Davies; 174; 7; 2006; 817-823; 10.1164/rccm.200601-074OC; CR2;
  • QJM; The clinical course and management of thoracic empyema; AD Ferguson, RJ Prescott, JB Selkon, D Watson, CR Swinburn; 89; 4; 1996; 285-289; 10.1093/qjmed/89.4.285; CR3;
  • Curr Opin Pulm Med; Pleural infection: what we need to know but don’t; CL Tobin, YC Lee; 18; 4; 2012; 321-325; 10.1097/MCP.0b013e328352c673; CR4;
  • Plos One; Ability of procalcitonin to discriminate infection from non-infective inflammation using two pleural disease settings; FJ McCann, SJ Chapman, WC Yu, NA Maskell, RJ Davies, YC Lee; 7; 12; 2012; e49894; 10.1371/journal.pone.0049894; CR5;
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