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J-GLOBAL ID:201802242875113677   整理番号:18A0468427

相補的分光法で調べた[Mn(H_2O)-2](ReO_4)2の相転移におけるH_2O配位子とReO_4~ アニオンの動力学【Powered by NICT】

Dynamics of H2O ligands and ReO4 - anions at the phase transition in [Mn(H2O)2](ReO4)2 studied by complementary spectroscopic methods
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 298-311  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0305C  ISSN: 0377-0486  CODEN: JRSPAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高及び低温相におけるH_2O配位子およびReO4アニオンの振動及び再配向運動は遠方及び中赤外とRaman光散乱分光法と中性子散乱Fourier変換(inelastic/quasi弾性非干渉性中性子散乱)法により調べた。高(I)と低温(II)相におけるH_2OおよびReO4分子の動力学を,RamanおよびIRバンドを行っバンド形状解析によって調べた。874(ν_as(ReO))と943cm~ 1(ν_s(ReO))でのRamanバンドの半値全幅の温度依存性は変態の近傍におけるそれらの挙動の変化を示し,観察された相転移は,ReO4 の再配向動力学の変化と関連していることを示唆した。しかし,アニオンはまた第II相における高速(τ_R≒10~ 12 10~ 13s)確率的再配向運動を行った。低温相におけるReO4アニオンの活性化エネルギーの推定平均値はE_a(II)=8.1kJmol~ 1であった。赤外バンド形状解析では,H_2O配位子は,活性化エネルギー7.68kJmol~ 1の平均値は両相における高速(ピコ秒相関時間スケール)運動を行うことが分かった。H_2O配位子の再配向運動は,相転移機構に寄与しなかった。さらに,観察された相転移は,幾つかのバンドの分裂を伴う,結晶構造対称性の低下を示唆した。準弾性中性子散乱測定は,相IにおけるH_2O運動はピコ秒の時間スケール内で2倍軸の周りに180°ジャンプの簡単なモデルによって記述されたかなり正確にできることを示した。,赤外,Raman光散乱スペクトルは単離した平衡モデルMn(H_2O)2(ReO_4)2のための密度汎関数理論法を用いて計算し,実験データと定性的一致が得られた。標記化合物の理論振動スペクトルはVEDA4プログラムを用いてポテンシャルエネルギー分布によって解釈した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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非遷移金属元素の錯体  ,  固相転移  ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
タイトルに関連する用語 (5件):
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