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J-GLOBAL ID：201802242880459286   整理番号：18A1703862

現地栽培圃場における点滅形LED黄色防蛾ランプの実用性および研究と普及の連携が普及指導員の資質向上に及ぼす影響の検証

Verification of practicality for moth control by yellow pulsed LED lamps at farmer’s field, and effect of ability improvement of agricultural extension agents by cooperation between research and agricultural extension

著者 (5件)： 西濱健太郎 (広島県総合技術研 農技セ) ,  石倉聡 (広島県総合技術研 農技セ) ,  星野滋 (広島県総合技術研 農技セ) ,  岡田牧恵 (広島県西部農業技術指) ,  石田真由美 (広島県東部農業技術指)
資料名： 広島県立総合技術研究所農業技術センター研究報告  (Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute, Agricultural Technology Research Center)
号： 92  ページ： 11-22  発行年： 2018年05月16日 
JST資料番号： Z0596B  ISSN： 1882-420X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開発した点滅形LED黄色防蛾ランプは,オオタバコガ,ハスモンヨトウに対する防蛾効果が高く,ホウレンソウの生育への影響も認められなかったことから実用性が高いと推察された。一方,ヤガ類への防除を控えることで昼行性の鱗翅目害虫の被害が大きい品目・作型では実用性が低いと推察された。実証試験における研究と普及の連携活動は,普及指導員の専門能力の向上,対人ネットワークの深化に影響したと考えられる。普及指導員の技術推進行動を制限する要因として,LEDランプと産地ニーズとの一致性の低さが影響した可能性がある。技術推進行動を向上させるために,産地ニーズをより考慮した試験地の選定,他の防除技術との組合せによる技術の体系化,普及指導員間,研究員と普及指導員間での議論の活発化,産地との間により深い対人ネットワークを有する人材の活用などが有効であることを提起した。(著者抄録)

シソーラス用語： トマト ,  ホウレンソウ ,  オオタバコガ ,  ハスモンヨトウ ,  *LED応用 ,  *害虫防除 ,  黄 ,  *光照射 ,  研究 ,  監督者 ,  *技術教育 ,  産業教育 ,  *技術導入 ,  *人的資源
準シソーラス用語： 現地指導員 ,  技術研修

分類 (4件)： 野菜  (FC03043X) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  物理的防除一般  (FC05041D) ,  技術教育・普及  (FA01040E)

タイトルに関連する用語 (15件)： 現地 ,  栽培 ,  圃場 ,  点滅 ,  LED ,  黄色 ,  蛾 ,  ランプ ,  実用性 ,  研究 ,  普及 ,  連携 ,  普及指導員 ,  資質 ,  検証