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J-GLOBAL ID:201802242900819437   整理番号:18A1154069

三叉神経節におけるマクロファージはラットにおける下歯槽神経損傷後の異所性機械的過敏症に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Macrophages in trigeminal ganglion contribute to ectopic mechanical hypersensitivity following inferior alveolar nerve injury in rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 249  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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偶発的下顎神経損傷は,抜歯またはインプラント処置の間に生じる可能性があり,異所性口腔顔面痛を引き起こす。下顎神経損傷後の異所性口腔顔面痛の基礎となる正確な機構はまだ不明である。ここでは,下歯槽神経離断(IANX)後の異所性口腔顔面痛における三叉神経節(TG)におけるマクロファージおよび腫瘍壊死因子α(TNFα)の役割を検討した。IANXを実施し,IANXと同側のホイスカパッド皮膚における機械的頭部離脱閾値(MHWT)を15日間測定した。IANX後3日目にTGにおけるIba1の発現を検討し,IANXに同側のホイスカパッド皮膚におけるMHWTを,マクロファージ枯渇剤リポソームクロドロネート-A(LCCA)の連続的な神経節内投与後に測定した。TNFα遮断薬エタネルセプトの連続的な神経節内投与後のIANXに対するTGおよびホイスカ皮膚におけるTNFα発現を,IANX後3日目に測定し,TGにおける腫瘍壊死因子受容体-1(TNFR1)免疫反応性(IR)細胞を3日目に免疫組織化学的に分析した。ホイスカパッド皮膚におけるMHWTは15日間有意に減少し,Iba1-IR細胞の数はIANX後3日目にTGにおいて有意に増加した。マクロファージ枯渇剤LCCAの連続的な神経節内投与は,TGにおけるIba1-IR細胞の数の増加を有意に減少させ,ホイスカパッド皮膚におけるMHWTのIANX誘導減少を逆転させた。TNFα発現は,IANX後3日目にTGで増加し,TNFα阻害剤エタネルセプトの連続した神経節内投与後に低下した。減少したMHWTはエタネルセプト投与により回復し,TGにおけるTNFR1-IR細胞はIANX後3日目に増加した。これらの知見は,TGにおける浸潤マクロファージによるTNFαの産生から生じるシグナル伝達カスケードが,IANX後のホイスカパッド皮膚における異所性機械的異痛の発生に寄与することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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歯の基礎医学  ,  末梢神経系 
引用文献 (47件):

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