抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:黄連解毒湯による老年痴呆の治療の有効性を評価する。方法:コンピューター検索関連文献を制定し、制定した標準に従ってスクリーニングした後、2名の研究者が単独で資料を抽出し、交差検定を行い、データをRevMan5.2に統計分析した。結果:合計539例の患者が含まれ、黄連解毒湯とその他の西洋薬或いは漢方薬を併用治療群とし、単独の西洋薬又は漢方薬治療を対照群とし、Meta分析の結果を示した。1)治療後の総有効率を比較すると、黄連解毒湯とその他の西洋薬或いは漢方薬の治療効果は対照群の単独漢方薬或いは西洋薬治療(OR=3.06、95%CI(1.11、8.47))より明らかに高かった。それらの間には有意差があった(Z=2.16,P=0.03<0.05)。2つの群の認知機能(MMSEスコア)(WMD=1.07,95%CI(0.53,1.06))を比較すると,有意差があった(Z=3.90,P<0.0001)。3群の日常生活能力ADLスコアは,治療群と対照群の間に有意差がなかった(WMD=-1.01,95%CI=-5.64,3.61),Z=0.43,P=0.67>0.05。結論:黄連解毒湯と他の西洋薬或いは漢方薬の併用による老年認知症患者の日常生活能力に対する影響には統計学的有意差がないが、認知機能に対する改善の差異は統計学的意義がある。この研究により、黄連解毒湯とその他の西洋薬或いは漢方薬の併用による老年認知症の治療効果は単純な漢方薬或いは西洋薬の治療より明らかに優れ、しかも副作用がなく、その薬品は便利で、価格が安いため、臨床で更に普及する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】